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オークスデータ分析。キーワードは「人気の盲点」。

2012/05/15 18:01
■ヴィクトリアマイルは思ってたのと違う?

先週のヴィクトリアマイルはホエールキャプチャが悲願のG1制覇。

何かレース中もレース後もあっけない感があったのは気のせいですかね?
順当な結果だと思いますが、思ってたのと違う空気みたいなのが。。
もっとスリリングな攻防を期待したのかなぁなんて。

で、再確認したのが東京芝1600mで求められる器用さ。

スっと好位につけた1,2着馬を尻目に、インでもがいた有力馬たち。
それを捌ききってこそ一流というわけですが、
能力を出し切ることを前提とすれば今後も極端な枠の馬は中心視禁物かと。



■ジョワドヴィーヴルの戦線離脱は残念だが・・・

さて、今週はオークス。

ジョワドヴィーヴルの戦線離脱は残念なところですが、
桜花賞で上位を占めたディープインパクト産駒がここでも中心視されています。
そこにトライアル勝ち馬が絡むという、例年通りの構図になりそうですね。


で、2012年オークスをデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.1800m以上の勝利実績
2.上がり3ハロン最速での勝利実績
3.桜花賞or阪神JF以外で掲示板外なし
4.オークス馬輩出血統



■過去のオークス激走馬はほとんど芝1800m以上連対実績あり

3歳牝馬同士ということで、距離実績はアテにならないという声もあるオークス。
まあその意見は間違ってはいないんですが、過去の激走馬を紐解くと・・・

【忘れな草賞2着内馬】
エリンコート・・・7番人気1着
エリモエクセル・・・7番人気1着
ラブカーナ・・・8番人気3着

【フローラS3着内馬】
ピュアブリーゼ・・・8番人気2着
アグネスワルツ・・・8番人気3着

ローブデコルテやトールポピーなど、桜花賞惨敗から巻き返した馬にも
芝1800m以上連対実績がありました。距離経験は重視したいところです。


今年の非抽選馬中、芝1800m以上連対実績のある馬は以下の通り。

アイスフォーリス。
ヴィルシーナ。
オメガハートランド。
キャトルフィーユ。
ココロチラリ。
ダイワズーム。
ダイワデッセー。
トーセンベニザクラ。
マイネエポナ。
ミッドサマーフェア。
メイショウスザンナ。



■オークスで問われる上がり3ハロン最速での勝利実績

上がり3ハロン最速での勝利実績は、オークスならではの傾向、

芝2400mで行われるオークスはペースに関係なく切れ味・・・
というより末脚の持久力が求められることから、
スピードに任せて押し切ることができない舞台です。

キョウエイマーチ。
テイエムオーシャン。
ダンスインザムード。

桜花賞をスピードで押し切ったこれらの馬は、
オークスで連対を確保することができませんでした。
それどころか、桜花賞でぶっちぎった馬に逆転を許す始末。

もちろんここでも距離実績は重要視される部分なので、
芝1800m以上での上がり3ハロン最速勝利実績がほしいところです。

今年の非抽選馬中、上記条件を満たす馬は以下の通り。

オメガハートランド。
マイネエポナ。
ミッドサマーフェア。
ヴィルシーナ。



■オークスで人気の盲点になりやすいタイプは?

桜花賞or阪神JF以外で掲示板外なしというのは、人気の盲点になりやすいパターン。

牝馬クラシック第一弾の桜花賞は未知の魅力を持った馬が出走しますが、
そこで惨敗を喫してしまうことで「なんだ、大したことないな」と
見限られてしまい、トライアル好走組に人気が流れてしまいます。
ただ・・・そういった馬が巻き返すパターンが良く見られると。

ダイワエルシエーロ。
トールポピー。
チューニー。

前レースで惨敗→今回激走というのはG1では天皇賞・秋と有馬記念、
そしてオークスぐらいだと個人的に思っています。


今年の非抽選馬中、桜花賞or阪神JF以外で掲示板外なしの馬は以下の通り。

エピセアローム。
パララサルー。



■オークスは「オークス馬輩出血統」に注目

最後に挙げたいのが「オークス馬輩出血統」という項目。

過去のオークス連対馬馬を見てみると、
以前のオークスで好走したような血統だったことが稀にあって。

【父トニービン系】
ベガ、エアグルーヴ、レディパステル、トールポピー

【母父シャーペンアップ系】
チャペルコンサート、チューニー

関連性が強くなるのは母父に好走血統が入っているパターンですかねぇ。
父系で見てしまうと母数が多くなって信憑性が薄れてしまうので。



今年の非抽選馬中、母父にオークス好走血統を持つ馬は以下の通り。

エピセアローム(母父コジーンはローブデコルテの父)。
トーセンベニザクラ(母父ホワイトマズルはスマイルトゥモローの父)。
マイネエポナ(母父サンデーサイレンスはスティルインラブの父)。
メイショウスザンナ(母父サンデーサイレンスはスティルインラブの父)。



■メイショウスザンナは妙に不気味な存在

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

ヴィルシーナ。
エピセアローム。
オメガハートランド。
トーセンベニザクラ。
マイネエポナ。
ミッドサマーフェア。
メイショウスザンナ。

このなかで気になるのはメイショウスザンナですかねぇ。
急坂・道悪・左回り・1400〜1800mまでこなすオールラウンダーぶりは
父アグネスデジタルを彷彿とさせるもの。
東京芝で牡馬混合特別戦勝利実績には高い価値があります。


あとは、エピセアローム。

逃げて圧勝の新馬戦、内枠で戦意喪失のレース内容から
おそらく今回は逃げるでしょう。
母系はスタミナ豊富で、穴として一考しておきたいです。


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藤岡佑介の自己改革。「前に行って折り合うこと」でG1ジョッキーへ。

2012/05/10 18:26
■藤岡佑介には「どこか物足りない」という印象が・・・

競馬ファンが多くの意見を交わすインターネットの世界。
そこで良く見かけるのが次のようなものです。


「藤岡兄だから切り」
「馬は良いんだけど、鞍上がなぁ・・・」
「何で藤岡兄?陣営の意図を疑うわ」


よくぞまあここまで言えたもんだなぁと思いますが、
ここでの主役は上記の通り藤岡佑介騎手。
栗東に所属する、次世代を担う有望株です。


まず、藤岡佑介騎手の経歴をざっと辿ってみましょう。

・スーパーホーネット(G1で2着3回)の主戦騎手
・ワンカラット(重賞4勝)の主戦騎手
・本命馬キラー(ウオッカ、エスポワールシチー、トールポピー)


どこをどう切り取っても一流騎手なんですが、
先の辛辣な意見がわからないでもないんですよね。
その要因となっているのが、スマート過ぎるその騎乗スタイル。


イン突きの松岡正海。
逃げ・先行の川田将雅。
馬場読みの石橋脩。


同世代のG1ジョッキーである彼らはそれぞれが明確な武器を持ち、
それを最大限に活かしています。
明確な武器がない(伝わらない)藤岡佑介騎手が
「どこか物足りない」という印象を持たれるのも不思議ではありません。



■矢作調教師も認める藤岡佑介騎手の「折り合い」

では、そもそも藤岡佑介騎手は何が優れているのか?

そう考えたとき、まず浮かぶのが「折り合い」です。
これはスーパーホーネットを管理する矢作調教師の本にも
書いてあることですが、藤岡佑介騎手は折り合いの技術が素晴らしいと。

よくよく考えてみればスーパーホーネットしかりフローテーションしかり、
お手馬には折り合って末脚を活かすタイプの馬が多いんですよね。


ただ、近年の競馬は折り合い至上主義を踏襲しつつ、
「折り合い」という言葉の意味が少しずつ変化してきています。
その例として挙げられるのがルメール騎手と武豊騎手、そしてウオッカ。

この3者を結びつける時は2009年秋。あの乗り替り劇が起こった年です。
長らくウオッカの主戦を務めてきた武豊騎手は、
毎日王冠→天皇賞・秋と立て続けに敗戦を喫してしまいます。


そこでの焦点は「なぜウオッカを逃げさせたのか、なぜスローであの位置なのか」。


結果論であることは承知ですが、ウオッカの全能力を発揮させたとは
言い難い騎乗に終始してしまったんですよね。

瞬発力に優れたウオッカは、いつその瞬発力が爆発してしまうかわかりません。
晩年は1600mでこそもっとも強かった印象のあるウオッカ。
距離延長&スローで折り合いの不安は募るばかり。
折り合いを考えたとき、後方でじっくり脚を溜めよう・・・
サンデーサイレンス産駒にそうしてきたように、ウオッカにもそうしたわけです。



■ルメールは「前に行って折り合った」

しかし、ルメールは違った。

天皇賞をはるかに凌ぐハイペースにもかかわらず、
ルメール&ウオッカはジャパンカップで道中4〜5番手の好位をキープ。
追込馬が上位に来る展開を早め先頭で押し切ってしまったのです。


実は、ウオッカがもっとも優れている部分はこれなんですよね。
「持ったまま」で位置取りを上げることができるギアの入れ替え。
同じようなタイプに見えるオウケンブルースリとはまるで違う。
つまり「前で折り合い、勝負圏内まで押し上げる」ことができると。


そろそろ藤岡佑介騎手に話を戻しましょう。

騎手を大まかなタイプに分類したとき、
藤岡佑介騎手は武豊騎手のラインに属するんですよね。
だからこそG1で好走する馬は後方一気タイプが多い。


ただ・・・あのレース以来、騎手の勢力図はガラリと変わりました。


安藤勝騎手や岩田騎手、内田博騎手のように距離ロスを最小限に抑え、
直線インを割って突き抜ける地方出身騎手ならではの騎乗。
デムーロ騎手やウィリアムズ騎手のようにペースが遅いと見るや迷わず動き、
レースの流れそのものを味方につけてしまう騎乗。

もしかしたら「レースを壊す」と言われてしまうかもしれない騎乗が
最近のトレンドとなり、また大きな支持を受けているのです。



■藤岡佑介が実践した「前に行って折り合うこと」

キレイ過ぎるきらいもある藤岡佑介騎手の騎乗スタイル。
その結果、2009年以降このような成績を辿ってしまいました。


・2009年【67・68・71・535】勝率9.0% 連対率18.2% 複勝率27.8%
・2010年【63・65・64・540】勝率8.6% 連対率17.5% 複勝率26.2%
・2011年【42・59・49・511】勝率6.4% 連対率15.3% 複勝率22.7%


これは武豊騎手の成績が目に見えて落ち込んだ年とほぼ重なっています。
タイプが似ている騎手ゆえに当然と言えば当然で、
「このまま落ちていくのかなぁ・・・」という不安すらありました。
川田騎手、浜中騎手、川須騎手が上がっているからなおさらです。


ところが今年、これまでの成績に大きな変化が。
2012年5月6日時点での成績はこのようになっています。


【21・23・13・172】勝率8.9% 連対率21.3% 複勝率26.8%


明らかに成績が上昇しているんですよね。
特筆すべきは重賞での成績で、【4・2・0・14】単勝回収率707%。
驚異的な成績を残しています。

馬が変わった(良い馬に乗った)から成績が上がったのか?
昨年が不振だっただけで、これが普通なのか?

さまざまな仮説が立てられますが、僕個人としての見解はこうです。

「前に行って折り合うことを実践した」



■藤岡佑介騎手にとって2012年ヴィクトリアマイルはターニングポイント?

その典型が、オールザットジャズで制した福島牝馬S。

1000m通過58.2秒というハイペースで進んだこのレース、
1〜6着のうち4頭までもが道中10番手以下の馬でした。
前走道中10番手以下から2着と結果を出したオールザットジャズの
脚質を考えれば、絶好の展開というべきものでしょう。


「折り合い」を考えれば、前に行かせる理由はない。
むしろ、後方で折り合ったほうがチャンスは広がる・・・


ところが藤岡佑介騎手は迷うことなくオールザットジャズを
好位につけ、早め先頭の強気な競馬で押し切りました。
「持ったままで位置取りを上げる」という競馬を実践した上で・・・


もうひとつつけ加えれば、「良い意味での強引さ」が出てきたようにも思われます。

ヒラボクキングでの平安S勝利、クィーンズバーンでの阪神牝馬S勝利は
ともに早め先頭からそのまま押し切ったもの。
ワンカラット、オセアニアボスは馬群を割るという今まであまり
見られなかった競馬で波乱を演出しました。


ちなみに今週はさきほど挙げたオールザットジャズに騎乗し、
ヴィクトリアマイルで自身初のG1制覇に臨みます。


内田博騎手やウィリアムズ騎手といった百戦錬磨のG1ジョッキー。
アパパネにマルセリーナというG1馬。
まさに前門の虎、後門の狼といった状況です。


あの時代の藤岡佑介騎手に戻ってしまうのか。
新しい藤岡佑介騎手を見ることができるのか。

ここが藤岡佑介騎手にとってのターニングポイントになりそうです。


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ヴィクトリアマイルデータ分析。キーワードは「牝馬限定G1で絶対に押さえておきたいポイント」

2012/05/08 18:15
■G1をああいうふうに勝つ馬って久しぶり

先週のNHKマイルカップはカレンブラックヒルが無傷の4連勝でG1制覇。

G1をああいうふうに勝つ馬って久しぶりですよね。
1番人気でとなるとダイワスカーレットまでさかのぼるのでは?
少なくとも2000mまでなら全然こなせるでしょう。

で、問題の落馬シーンについて。

どうも岩田騎手は東京だと得意のイン突きがハマらないんですよね。
京都・阪神外回りではバシバシ決まるんですけど・・・
マウントシャスタ自身、一瞬で抜ける瞬発力がなかった点も
少なからず影響したのでしょう。あれはさすがに危険すぎました。



■アパパネvs重賞勝利実績のある4歳馬

さて、今週はヴィクトリアマイル。

ブエナビスタの引退で女王の座がポッカリと空いてしまいましたが、
ここは昨年の女王・アパパネと重賞勝利実績のある4歳馬の戦いが濃厚。
ふた桁人気馬がバンバン馬券に絡んでいるレースだけに、
何とか妙味のある馬を見つけ出したいところですね。


で、2012年ヴィクトリアマイルをデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.前走勝ち馬
2.対牡馬混合戦での好走歴
3.東京芝重賞連対歴
4.芝1800m以上勝利実績



■牝馬限定G1で絶対に押さえておきたいポイントとは?

牝馬限定G1には、絶対に押さえておきたいポイントが2つあります。
そのひとつ目が「前走勝ち馬」という項目。
まずはこちらのデータをご覧ください。

------------------------------------------------------
【2010年以降の牝馬限定G1における前走着順】

・2010年
桜花賞…2着オウケンサクラ(前走フラワーカップ1着)
ヴィクトリアマイル…3着ニシノブルームーン(前走中山牝馬S1着)
オークス…サンテミリオン(前走フローラS1着)
秋華賞…アニメイトバイオ(前走ローズS1着)
エリザベス女王杯…メイショウベルーガ(前走京都大賞典1着)

・2011年
桜花賞…1着マルセリーナ(前走エルフィンS1着)
ヴィクトリアマイル…1着レディアルバローザ(前走中山牝馬S1着)
オークス…エリンコート(前走忘れな草賞1着)
秋華賞…アヴェンチュラ(前走クイーンS1着)
エリザベス女王杯…アヴェンチュラ(前走秋華賞1着)

・2011年
桜花賞…2着ヴィルシーナ(前走クイーンカップ1着)
------------------------------------------------------

何てことない、前走勝ち馬が馬券圏内に入れなかったレースが
2010年以降の牝馬限定G1で一度たりともないんですよね。
3連単&複を含めた馬券の軸としては最適と言えそうです。


今年の出走予定馬中、前走勝ち馬は以下の通り。

オールザットジャズ。
クィーンズバーン。



■ヴィクトリアマイルは対牡馬混合戦での好走歴が超重要

牝馬限定G1の絶対に押さえておきたいポイント、
ふたつ目が「対牡馬混合戦での好走歴」。

過去のヴィクトリアマイルでも、その傾向ははっきりと出ていました。

ブエナビスタ(有馬記念2着)。
エイジアンウインズ(牡馬混合準オープン勝利)。
コイウタ(ダービー卿CT2着)。
ダンスインザムード(天皇賞・秋2着)。

ここでは「対牡馬混合重賞連対or準オープン以上勝ち」が分岐点。
先に挙げた前走勝ち馬と合わせたとき、
過去の3着内のほとんどがこの2つに該当していたんですよね。


今年の出走予定馬中、対牡馬混合重賞連対or準オープン以上勝ちと
いう項目を満たしている馬は以下の通り。

アニメイトバイオ。
アプリコットフィズ。
エーシンハーバー。
オールザットジャズ。
グランプリエンゼル。
スプリングサンダー。
ホエールキャプチャ。
マイネイサベル。



■ヴィクトリアマイルは東京芝重賞連対歴が必須

東京芝重賞連対歴も欠かせません。

コイウタ、アサヒライジングという前年のクイーンS1,2着馬が
そのままワンツーという2007年に代表されるように、
東京芝重賞連対歴はヴィクトリアマイルで必要不可欠な要素。

昨年の安田記念も終わってみれば東京芝重賞連対歴のある馬が
1〜3着を占めただけで、難解なレースであればあるほど
単純に考えるという昨年が功を奏するケースがあるんですよね。


今年の出走予定馬中、東京芝重賞連対歴のある馬は以下の通り。

アニメイトバイオ。
アパパネ。
アプリコットフィズ。
ホエールキャプチャ。
マイネイサベル。



■ヴィクトリアマイルで注目したい、芝1800m以上勝利実績

最後に挙げたいのが、芝1800m以上勝利実績。

これは一週前の同条件・NHKマイルカップと被っているようで
被っていない項目で、ヴィクトリアマイルにおいてスプリンタータイプは
エイジアンウインズぐらいしか好走例がありません。

ヒカルアマランサス。
ニシノブルームーン。
ブラボーデイジー。
デアリングハート。

上記に挙げた馬は芝1800m以上の距離での勝利実績があった馬。
加えて重賞勝利実績があった点も見逃せません。


今年の出走予定馬中、上記条件に該当する馬は以下の通り。

アニメイトバイオ。
アパパネ。
アプリコットフィズ。
オールザットジャズ。
ドナウブルー。
フミノイマージン。
ホエールキャプチャ。
レディアルバローザ。


■流れが来ているオールザットジャズ

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アニメイトバイオ。
アプリコットフィズ。
オールザットジャズ。
ホエールキャプチャ。

このなかで気になるのはオールザットジャズですかねぇ。
前走勝ち・距離実績・対牡馬混合勝利実績とアドバンテージが多数。
石橋脩騎手→秋山騎手と初G1制覇の流れが来ている点も魅力です。


あとは、アプリコットフィズ&ホエールキャプチャ。

クイーンカップ勝ちという実績からこの舞台は間違いなくベスト。
アプリコットフィズはエイシンアポロン&ガルボ、
ホエールキャプチャはオルフェーヴルとともに
強豪牡馬と好勝負をしてきたという戦績も高く評価できます。


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NHKマイルカップデータ分析。キーワードは「600m通過33秒台か否か」。

2012/05/01 16:38
■オルフェーヴル凡走が気持ちの問題だとすれば・・・

先週の天皇賞・春はビートブラックの圧勝という大波乱。

メイショウドンタクやらナムラクレセントやら天皇賞・春は
内枠の激走が多いレースですが、まさかここでビートブラックとは。。
芝丈が長い高速馬場という意味不明な今の京都芝はこんな結末を
生み出すんだなぁと妙に感心してしまいました。

で、問題のオルフェーヴルについて。

あれが能力でないことは一目瞭然ですが、
かといって馬場や展開に原因を求めるのも何だか違う気がします。
気持ちの問題だとすれば、今後二度と軸にすることはできません。



■「直前でクラシックを諦めちゃった組」が多い今年のNHKマイルカップ

さて、今週はNHKマイルカップ。

今年は例年にも増して「直前でクラシックを諦めちゃった組」が多く、
路線変更で結果を出した馬が流れで出走という雰囲気を感じます。
そして、この手のタイプは非常に危ないという
(ブレイクランアウト、サンカルロ、サンライズプリンス)。

皐月賞をパスして変則二冠を目指した馬なら問題ないんですけど
(キングカメハメハ、ディープスカイ、ダノンシャンティ)、
このあたりは頭に入れておきたいところです。


で、NHKマイルカップをデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.芝1400mでの勝利実績
2.上がり3ハロン33秒台での勝利実績
3.ニュージーランドT惜敗組
4.リピート血統



■NHKマイルカップは芝1400mでの勝利実績が重要

実は先週の段階で「NHKマイルカップは芝1800mでの勝利実績が重要」
という記事を書き上げていました。
ところが展開の鍵を握るゼロスが出走回避。スローは必至です。

なぜこれが1800→1400mの変更につながったかというと、
NHKマイルカップは前半600m33秒台か否かで
好走するタイプがはっきり分かれるんですよね(※良馬場参照)。

・2010年(600m通過33.4秒)
1着ダノンシャンティ(芝1800m重賞勝ち、1600m未経験)
2着ダイワバーバリアン(芝2000m重賞4着、1600m未勝利)
3着リルダヴァル(芝1800mオープン勝ち、1600m未経験)

・1996年(600m通過33.9秒)
1着タイキフォーチュン(芝2000m重賞勝ち、1600m未経験)
2着ツクバシンフォニー(芝2000m重賞2着、1600m未経験)
3着ゼネラリスト(芝1600mオープン勝ち、1800m未経験)

--------------以下、600m通過34〜35秒台--------------

・2009年(600m通過34.3秒)
1着ジョーカプチーノ(芝1200m重賞勝ち、1600m未勝利)
2着レッドスパーダ(芝1800m重賞2着)
3着グランプリエンゼル(芝1200mオープン勝ち、1800m未経験)

・2005年(600m通過35.5秒)
1着ラインクラフト(芝1400m重賞勝ち、1800m未経験)
2着デアリングハート(芝1400m重賞2着、1800m未経験)
3着アイルラヴァゲイン(芝1400mオープン勝ち、1800m未経験)


ハイペースでは長めの距離適性が求められ、
スローペースでは短めの距離適性が求められる。
ならばここは短めの距離適性を持つ馬の評価を上げたいところです。


今年の非抽選馬中、芝1400mでの勝利実績がある馬は以下の通り。

クラレント。
シゲルスダチ。
セイクレットレーヴ。
ネオヴァンクル。
ハナズゴール。
ブライトライン。
メジャーアスリート。
モンストール。
レオアクティブ。
レオンビスティー。



■NHKマイルカップで必須の上がり3ハロン33秒台勝利実績

上がり3ハロン33秒台での勝利実績は、この時期の東京芝特有のもの。

春の東京芝は開催前半=芝丈の長いスタミナ勝負、
開催後半=芝丈が短いスピード勝負という傾向を持ちます。
暖かくなる時期に高速馬場を生み出す野芝が育ってくるんですよね。

そんな馬場で問われるのは、持ち時計より速い上がりでの勝利実績。
舞台が同じ東京芝で上がり33秒台での勝利実績があればベストです。

今年の非抽選馬中、上がり3ハロン33秒台での勝利実績馬は以下の通り。

アルフレード。
ジャスタウェイ。
セイクレットレーヴ。
ハナズゴール。
モンストール。



■NHKマイルカップはニュージーランドT惜敗組に妙味

ニュージーランドT惜敗組も侮れません。

NHKマイルカップ特有の傾向として、これに該当する馬が
本番で巻き返すというケースが目立っています。

ジョーカプチーノ。
ロジック。
ダイワバーバリアン。

ハイペースになりやすい中山芝1600mで求められるのはパワーと持久力。
上記に挙げた馬はスピード寄りだったり瞬発力寄りだったりという
特徴がありました。それがむしろ東京では活きると。


今年の非抽選馬中、ニュージーランドT惜敗組は以下の通り。

セイクレットレーヴ。
ブライトライン。
オリービン。



■NHKマイルカップで注目したい「リピート血統」

最後に挙げたいのが、リピート血統という項目。

NHKマイルカップは過去に好走した血統、
また同一血統による上位独占というケースが多いんですよね。

ディープスカイ&ロジック(父アグネスタキオン)。
ジョーカプチーノ&ダイワバーバリアン(父マンハッタンカフェ)。
コティリオン&リアルインパクト(父ディープインパクト)。
ファイングレイン&キンシャサノキセキ(父フジキセキ)。

共通点は、サンデーサイレンスの血を内包しているということ。
日本レコードも飛び出す高速馬場ならサンデー系の独壇場です。

今年の非抽選馬中、父サンデー系のリピート血統は以下の通り。

ブライトライン。
マウントシャスタ。



■モンストール&ガンジスに一発の魅力

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

セイクレットレーヴ。
ブライトライン。
ハナズゴール。
マウントシャスタ。
モンストール。

このなかで気になるのはセイクレットレーヴですかねぇ。
芝1600m以下では【1・2・0・0】連対率100%を誇る馬で、
クロッカスSで見せた切れ味はいかにも高速馬場の東京向き。
インを突き抜ける瞬発力とそれを活かすことができる鞍上も魅力です。


あとは、モンストール&ガンジス。

前者はスプリングS→皐月賞と着実に良化。
左回りの1600mはジャスタウェイを完封した舞台ということ、
叩き3戦目&高速馬場なら一変の可能性は十分です。

後者はここまで芝が合っているとは思っていませんでした。
適性が異なる2戦で連対を確保した能力の高さは見逃せません。


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フローラS分析。キーワードは「芝丈の長さ」。

2012/04/18 17:38
■ワールドエースの脚質はダービーでは大問題

先週の皐月賞はゴールドシップが直線で鮮やかなワープを披露。

大一番でアレができるのがステイゴールド産駒の強みであり、
内田博騎手の強みでもありますよね。
現時点でダービーは80%以上もらったような気がします。

で、問題はワールドエース。

躓き、外を回して2着なら勝ち馬と同評価かそれ以上という声がありますが、
そもそも外しか回せないことが大問題。
近年のダービーにおいて、大外一気は厳しいので。
それにローテーション面がなぁ・・・明らかに1レース多い。



■2012年フローラSは荒れるニオイしかしないが・・・

さて、今週はフローラS。

マイラーズカップは今年から京都、福島牝馬Sは難しすぎということで
あえてフローラSを選択しました。フェアリーS、桜花賞と個人的に
3歳牝馬路線でオイシイ思いをさせていただいていることもありますがw

例年フラワーカップ組をはじめオークス一本に狙いを絞った馬が
出走してくるレースですが、今年はそのタイプが見当たらず。
例によって荒れるニオイがプンプンします。


で、フローラSをデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.対牡馬相手の1800〜2000m勝利実績
2.逃げ・先行馬
3.重たい血統



■フローラSは対牡馬勝利実績が重要

桜花賞をはじめ、牝馬限定戦において対牡馬勝利実績が重要なのは
このブログで何回も書いたことです。そして、それはフローラSも同じ。

サンテミリオン。
レッドアゲート。
ベッラレイア。

上記に挙げた馬はいずれも芝1800m以上の距離で対牡馬勝利実績あり。
重要なのは「勝ち上がり時に芝1800m以上の距離で対牡馬勝利」
ということで、昨年2着のマイネソルシエールもこれに該当していました。

今年の出走登録馬中、上記の条件に当てはまる馬は以下の通り。

アイスフォーリス。
アンアヴェンジド。
セシリア。
ダイワデッセー。
ヘレナモルフォ。
モエレマリーア。
レッドマーキュリー。



■フローラSは逃げ・先行馬の天下

開幕週に行われるフローラSは、逃げ・先行馬の天下。
軽いマイラータイプの差し馬を容赦なく凡走させます。

その理由として挙げられるのはもちろん馬場ですが、
もうひとつ付け加えておきたいのが春の東京芝開幕週特有の傾向。
連続開催となるこの時期、開催前半は芝丈を長くした状態で
施行されることが多いんですよね。


芝丈を長くするとどうなるかというと、
軽い芝で切れ味を発揮してきた馬がその脚を使えなくなってしまう。
その結果、軽いマイラータイプの差し馬は最後の坂で脚をなくすと。

狙いは、芝1800m以上の距離を先行しての勝利実績がある馬でしょう。


今年の出走登録馬中、上記の条件に当てはまる馬は以下の通り。

アイスフォーリス。
アラドヴァル。
アンアヴェンジド。
サクラオードシエル。
セシリア。
ダイワデッセー。
ヘレナモルフォ。
モエレマリーア。
レッドマーキュリー。



■フローラSは重たい血統と好相性

最後に挙げたいのが、重たい血統という項目。

オペラハウスやエリシオ、サクラローレルにブライアンズタイムなど
今の時代では切れ負けしてしまう血統を持つ馬と相性が良いんですよね。

ヤマトマリオン(父オペラハウス)。
ブロンコーネ(父ブライアンズタイム)。
シンコールビー(父サクラローレル)。
カレイジャスミン(母父エリシオ)。


この理由として挙げられるのが、先ほども書いた芝丈の長さ。
ほぼ洋芝というふうに考えれば、重たい血統を持つ馬が好走するのも
頷けるというものでしょう。
なかでもシンボリクリスエス、タニノギムレットを除くロベルト系、
母父トニービンはフローラSと相性抜群です。


今年の出走登録馬中、上記2頭を除くロベルト系、母父トニービンを持つ馬は以下の通り。

ウインフロレゾン(母父トニービン)。
コスモアンドロメダ(母父トニービン)。
ターフデライト(母父リアルシャダイ)。
チェリーメドゥーサ(母父ブライアンズタイム)。



■ウインフロレゾンだけが満たすある条件

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アイスフォーリス。
アンアヴェンジド。
セシリア。
ダイワデッセー。
ヘレナモルフォ。
モエレマリーア。
レッドマーキュリー。

このなかで気になるのはアイスフォーリスですかねぇ。
東京芝2000mで対牡馬勝利実績がある点は強みだし、
桜花賞を完全に捨ててここが叩き2戦目というローテも良い。


あとは、ウインフロレゾン。

対牡馬相手の芝1800m以上特別戦で連対実績があるのはこの馬だけ。
開幕週の東京芝の芝丈がこないだの中京開催と同じぐらいだとすれば、
再度の好走が期待できます。


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皐月賞分析。キーワードは「前走先行好走馬」。

2012/04/11 14:54
■ヴィルシーナ優勢というのが現時点でのオークス見解

先週の桜花賞はジェンティルドンナが見事な末脚で快勝。

この勝ち方は完全にマイラーのそれでしょうね〜。
オークスは桜花賞で前に行って好走した馬向きという傾向にありますし、
ヴィルシーナ優勢というのが僕の現時点でのオークス見解です。

で、そうなってくるとアイムユアーズも軽視できないんですよね。

今年に関しては桜花賞上位3頭の力があまりにも抜けていた感があるので、
桜花賞敗戦組の一変は厳しいのなかぁという気がしています。



■2012年皐月賞は4強それぞれに不安要素が・・・

さて、今週は皐月賞。

グランデッツァ、ワールドエース、ディープブリランテ、ゴールドシップが
四天王といった感じで抜けた評価を受けていますが、
この4頭はそれぞれ課題がないわけでもないんですよね。

グランデッツァは2000mでの連対実績なし。
ワールドエースは前哨戦を4角10番手以下で勝利&初の関東圏。
ディープブリランテは初の2000m&折り合い。
ゴールドシップは中10週以上の間隔。

相手以前に自分との戦いに勝たなければならない有力馬が多い点から、
波乱の目があってもおかしくないでしょう。


で、皐月賞をデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.芝2000m・内回りコース勝利実績
2.1600m勝利実績
3.重賞2着内実績
4.前走4角4番手以内



■皐月賞は芝2000m・内回りコース勝利実績が重要

皐月賞が行われる舞台は中山芝2000m。
三冠を目指す馬にとって、最大の関門が皐月賞とよく言われています。

その理由は、コース形態。

東京・京都外回りで行われるダービー・菊花賞と違い、
皐月賞で求められるのはコーナーを上手に立ち回り、馬群を捌く器用さ。
スペシャルウィーク、アドマイヤベガ、タニノギムレット・・・
のちのダービー馬は皐月賞で脚を余して負けていました。

そんななか、相性が良いのが芝2000m・内回りコース勝利実績馬。

ヴィクトリー、サンツェッペリン、エイシンフラッシュ・・・
人気薄で好走した馬はいずれもこの条件を満たしていました。


今年の非抽選馬中、芝2000m・内回りコース勝利実績がある馬は以下の通り。

アダムスピーク。
コスモオオゾラ。
スノードン。
ゼロス。
トリップ。
メイショウカドマツ。
ワールドエース。



■皐月賞は稀にマイラー向きのレースになる

先ほどと相反するようですが、1600m勝利実績も見逃せません。

皐月賞ウィークでは稀に馬場の内をローラー的なもので固めます。
そうすることで時計は速くなり、求められる距離適性は短くなります。

ノーリーズン。
ダイワメジャー。
メイショウボーラー。
セイウンワンダー。

上記の馬が好走した年の共通点は、勝ち時計が1分58秒台であること。
先週のニュージーランドTは1分33秒2という好時計決着でしたし、
ハイペースになればこの組が侮れません。

今年の非抽選馬中、1600m勝利実績がある馬は以下の通り。

アーデント。
ゼロス。
モンストール。
ロジメジャー。



■皐月賞の荒れ方は大筋決まっている

荒れるときはとことん荒れる皐月賞ですが、荒れ方は大筋決まっています。
それは「重賞2着内実績」が必須であるということ。
重賞好走歴のある馬が人気の盲点になることが多いんですよね。

タケミカヅチ。
メイショウサムソン。
ドリームパスポート。

上記に挙げた馬は重賞2着内実績馬かつ前走トライアルで3着内だった馬。
それにもかかわらず、皐月賞では人気の盲点となっていました。


今年の非抽選馬中、重賞2着内実績馬は以下の通り。

アダムスピーク。
グランデッツァ。
コスモオオゾラ。
ゴールドシップ。
ディープブリランテ。
トリップ。
フジマサエンペラー。
マイネルロブスト。
モンストール。
ワールドエース。



■皐月賞は前走先行好走馬が強い

最後に挙げたいのが、前走4角4番手以内で競馬をした馬。

2009〜2010年はハイペースの差し決着となりましたが、
本来皐月賞は前残り&内枠好走馬の例が際立つG1のひとつ。

ヴィクトリー&サンツェッペリン。
キャプテントゥーレ&タケミカヅチ。
メイショウサムソン&ドリームパスポート。
ノーリーズン&タイガーカフェ。

上記の馬はトライアルで4角4番手以内の競馬をしていた馬がほとんど。
しかも何が怖いって、皐月賞では前残り&内枠好走馬がセットで
1, 2着に来てしまうんですよね。強い差し馬は来ても1頭まで。

さらに条件を絞ると、前走は3月のトライアルかつ4着内が必須。
前走惨敗からの一変はクラシック戦線ではそうないことなので。


今年の非抽選馬中、上記の条件に当てはまる馬は以下の通り。

グランデッツァ。
ディープブリランテ。
トリップ。
メイショウカドマツ。



■トリップは皐月賞と好相性の京都2歳S好走馬

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アダムスピーク。
グランデッツァ。
コスモオオゾラ。
ディープブリランテ。
トリップ。
メイショウカドマツ。
ワールドエース。

このなかで気になるのはトリップですかねぇ。
ここで挙げた条件を3つ満たしていますし、
距離変更以後の京都2歳S好走馬はシックスセンス、ドリームパスポート、
アンライバルド、ヴィクトワールピサと皐月賞連対馬が目白押しです。


あとは、抽選待ちのサトノギャラント。

9月野芝の未勝利勝ちはラスト1ハロン11秒1という超後傾ラップを
持ったままで差し切り勝ち。東京芝1600mで上がり3ハロン33秒2といい、
高速馬場への適性は相当なものがあります。


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桜花賞データ分析。キーワードは「彩り豊かなローテーション」。

2012/04/04 12:17
■ショウナンマイティは天皇賞・春のほうが面白い気が・・・

先週の大阪杯はショウナンマイティが豪快な末脚で快勝。

これは完全に覚醒したマンハッタンカフェ産駒でしょうね〜。
レッドディザイアといいヒルノダムールといい、
この手のパターンはトントン拍子でG1もぶっこ抜いてしまう。

陣営は宝塚記念を目指すようですが、折り合いの不安が解消された今なら
天皇賞・春のほうが面白いと思います。菊花賞は距離云々より
淀みない流れとイン伸び馬場にやられた感がありましたし。



■2012年桜花賞はローテーションが彩り豊か

さて、今週は桜花賞。

昨年まではジョワドヴィーヴルで仕方ないという白旗ムードでしたが、
同馬がチューリップ賞で3着に敗れ、前哨戦が関東馬の天下だったことで
様相は一変。ここにきて波乱の目も期待できるようになりました。

さらに、今年の出走馬はローテーションが彩り豊か。
例年チューリップ賞&フィリーズレビュー組が多くを占めますが、
クイーンカップ、エルフィンS、紅梅Sからの直行組も参戦。
ローテーションが鍵を握るレースになると思います。


で、桜花賞をデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.対牡馬混合特別戦勝ち
2.1800m以上の勝利実績
3.阪神ジュベナイルフィリーズ4〜8着馬
4.前走勝ち馬



■桜花賞は対牡馬混合実績が重要

3歳牝馬クラシック戦線を見る上で重要なのが対牡馬混合実績。
特に2歳秋以降はレベルがグンと上がるので、2歳秋〜3歳春までの間に
対牡馬混合500万下以上勝ちというのは大きなステータスとなります。

ましてや今年の有力馬はこれを満たしていない馬が多く・・・
満たしていないこと以上に「有力馬の多くが」というところが
引っかかるんですよね。


今年の出走予定馬中、2歳秋以降に対牡馬混合500万下以上勝ちがあるのは以下の通り。

ヴィルシーナ。
オメガハートランド。
ジェンティルドンナ。
ハナズゴール。
プレノタート。
メイショウスザンナ。



■桜花賞は1400m寄りの馬を容赦なくふるい落とす

1800m以上の勝利実績は、近年の桜花賞特有のトレンド。

当該距離以上のスタミナが要求される阪神芝外回り1600mは
1400m寄りの馬を容赦なくふるい落とします。

その一方で恩恵を受けるのが1800m以上での勝利実績を持つ馬。
ちょっと距離が短いかな?という馬のほうがかえって合っているという。
だからこそ近年の桜花賞はほとんどオークスの結果そのまんまになると。


今年の出走予定馬中、1800m以上の勝利実績を持つ馬は以下の通り。

ヴィルシーナ。
オメガハートランド。
マイネエポナ。
メイショウスザンナ。



■桜花賞は阪神ジュベナイルフィリーズ4〜8着馬に穴妙味

穴っぽいところでは、阪神ジュベナイルフィリーズ4〜8着馬。
なぜだかこれに該当する馬が穴をあけるケースが多いんですよね。

レジネッタ。
アズマサンダース。
デアリングハート。

共通点は阪神ジュベナイルフィリーズから桜花賞を迎えるまでに
重賞での3着内好走歴があったこと。

阪神ジュベナイルフィリーズで負けすぎるのも問題ですが、
好走しすぎるのも早熟?と思わせてしまうのでダメみたいです。
その間の「阪神ジュベナイルフィリーズ4〜8着、その後重賞好走」
がちょうど良いのでしょう。


今年の出走予定馬中、上記の条件に当てはまる馬は以下の通り。

イチオクノホシ。
プレノタート。
エピセアローム。



■桜花賞は前走勝ち馬が強い

最後に挙げたいのが、前走勝ち馬。

前走勝ち馬を狙うというは超単純な手法ですが、
その手法がバカにできないのがクラシック戦線。

キストゥヘヴン。
ソーマジック。
オウケンサクラ。

過去の桜花賞を見ても、前走勝ち馬が穴人気で好走を収めています。
クラシック戦線においては前走敗戦組の巻き返しよりも前走勝ち馬の穴が
現実的な線と言えるのでしょう。


今年の出走予定馬中、前走勝ち馬は以下の通り。

アイムユアーズ。
ヴィルシーナ。
オメガハートランド。
サウンドオブハート。
サンシャイン。
ハナズゴール。
パララサルー。



■オメガハートランド&プレノタートに一発の魅力

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

ヴィルシーナ。
オメガハートランド。
ハナズゴール。
プレノタート。
メイショウスザンナ。

このなかで気になるのはヴィルシーナですかねぇ。
幅広い距離実績に加え、クイーンカップで上がり3ハロン33秒台の
競馬に対応できた点は阪神外回りでは大きなアドバンテージとなります。
他の有力馬と比較的前に行ける脚質も強みです。


あとは、オメガハートランド&プレノタート。

前者は桜花賞と相性の良いフラワーカップ勝ち馬に加え、
ハーツクライの近親という血統面がいかにも大舞台向き。
後者はものすごくレジネッタに似た戦績を辿っていますし、
大外一気しかできない馬のキャラがアンカツさんに合っています。


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大阪杯データ分析。キーワードは「血統のリピート」

2012/03/27 14:52
■ロードカナロアは高速馬場の安田記念が面白そう

先週の高松宮記念はカレンチャンがスプリントG1連覇を達成。

外からねじ伏せる横綱相撲でしたが、あの勝ち方はいかにもスプリンター。
そういった意味でマイル路線に見向きもせず海外スプリントG1を見据えるのは
良い選択だと思います。

ロードカナロアはあの枠ならあんなものでしょう。
こちらは本質スプリンターとは思えず、高速馬場の安田記念のほうが
かえって面白いかも。東京マイルはキンカメ産駒の庭ですし。

それにしてもサンカルロ・・・最大のチャンスだったのになぁ。



■メンバーの質・量的には大阪杯がもっともハイレベル

さて、今週は大阪杯。

これまで天皇賞・春に向けた前哨戦2つが終了していますが、
メンバーの質・量的にはここがもっともハイレベルでしょう。

天皇賞・秋勝ち馬トーセンジョーダン。
宝塚記念勝ち馬アーネストリー。
ジャパンカップ勝ち馬ローズキングダム。

3頭のG1馬をはじめ上がり馬のフェデラリスト、
4歳世代からはナカヤマナイト、ショウナンマイティの古馬重賞連対歴を
持つ馬も出走予定。近年もっとも天皇賞・春と関連性のあるレースだけに
しっかり見極めたいところです。


で、大阪杯をデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.前走G1or中山記念組
2.上がり3ハロン33秒台での勝利実績
3.コーナー4つの芝2000m以下オープン勝利実績
4.大阪杯勝ち馬を輩出した産駒



■大阪杯はローテーションが重要

ダイワスカーレットやメイショウサムソンといったG1馬が順当勝ちを
収める一方、テイエムアンコールや古くはサイレントハンターなど
ここではちょっと・・・と思われた馬がG1馬を飲み込むこともある大阪杯。
ただ、ここで挙げた馬にはローテーション面での共通点があります。

それは「前走G1or中山記念組」ということ。

これは大阪杯における2大好走ローテになっていて、
それ以外の好走馬は前走重賞連対馬(タガノマイバッハ、マッキーマックスetc)
であることがほとんどです。


今年の出走予定馬中、前走G1or中山記念組は以下の通り。

アーネストリー。
トーセンジョーダン。
ナリタクリスタル。
フェデラリスト。
ローズキングダム。



■大阪杯は上がり3ハロンが鍵を握る

上がり3ハロン33秒台での勝利実績も欠かせません。

東京・阪神・京都外回りならいざ知らず、阪神芝2000mで上がり3ハロン?
と思われるかもしれませんが、これにはA→Bコース替わりが関係しています。
コース替わりによって一気に阪神芝の時計・上がりが速くなるんですよね。

ダークシャドウ。
ゴールデンダリア。
エイシンデピュティ。

そんな競馬だから、上がり3ハロン33秒台での勝利実績馬が穴をあけやすいと。
ただ、このクラスでは「絶対的な上がり3ハロン」が求められるので
上がり3ハロン33秒台かつ上がり3ハロン最速であってほしいところです。

今年の出走予定馬中、上記の条件に当てはまる馬は以下の通り。

ショウナンマイティ。
スマートギア。
タガノエルシコ。
トーセンジョーダン。
ナカヤマナイト。
メイショウカンパク。
ローズキングダム。



■大阪杯は中山芝2000mとの結びつきが強い

上がり3ハロンが重要な大阪杯ですが、コース形態は無視できません。
直線急坂の阪神内回りは中山芝2000mとの結びつきが非常に強い。

ネオユニヴァース。
メイショウサムソン。
ヒルノダムール。
エアシャカール。

過去の大阪杯連対馬に皐月賞連対馬が多いのもそのため。
コーナー4つの芝2000m以下オープン勝利実績が大きな武器となります。


今年の出走予定馬中、上記の条件に当てはまる馬は以下の通り。

アーネストリー。
コスモファントム。
トーセンジョーダン。
ナカヤマナイト。
ナリタクリスタル。
フェデラリスト。
フライングアップル。
ローズキングダム。



■大阪杯は血統のリピート属性が強い

最後に挙げたいのが、大阪杯勝ち馬を輩出した産駒。

これは大阪杯を分析する上で非常に重要で、
過去にさまざまなラインが生まれています。

タガノマイバッハ→マッキーマックス→ダークシャドウ。
メイショウサムソン→テイエムアンコール。
ダイワスカーレット→ディープスカイ。
シャドウゲイト→アサクサキングス。

上記に挙げたラインはオペラハウス、ホワイトマズルなど
本流とはほど遠い、現状メジャーではない種牡馬のライン。
それだけリピーター属性が強いコースということなのでしょう。


今年の出走予定馬中、過去の大阪杯で勝ち馬を輩出した産駒は以下の通り。

ショウナンマイティ。
ダンツホウテイ。
ナカヤマナイト。



■ステイゴールドは間隔をあけることで強くなる

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

ナカヤマナイト。
トーセンジョーダン。
ローズキングダム。

このなかで気になるのはナカヤマナイトですかねぇ。
阪神芝2000mに強いステイゴールド産駒という点は魅力ですし、
ステイゴールドは間隔をあけることで強くなる馬が多い。
ナカヤマフェスタとかサンライズマックスとかがそうですよね。

あとは、ショウナンマイティ。

洋芝のポプラSで上がり34.0秒という脚は驚異的。
それ以降のレースはすべて外回りでしたが、
ポプラS以来の内回り替わりで差しが届く可能性は十分です。


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高松宮記念分析。キーワードは「中京芝傾向と展開のバランス」。

2012/03/21 18:24
■距離不安説のあるディープブリランテのほうが面白そう

先週のスプリングSはグランデッツァがマーク殺法で快勝。

ディープブリランテがあそこから動いた漁夫の利もありますが、
休み明けのアグネスタキオン産駒はまあ走りますね。

キャプテントゥーレ。
アイアムカミノマゴ。
レッドデイヴィス。

ただ、上記の馬は前哨戦→本番での連チャンが利いていなくて、
グランデッツァ自身高速馬場・速い上がりへの適性は未知数。
距離不安説のあるディープブリランテのほうが面白そうな気がします。



■安田隆厩舎の流れは良くないが・・・

さて、今週は高松宮記念。

この路線は安田隆厩舎がフィーバー状態なんですけど、
今回はカレンチャン、ロードカナロアはじめ4頭が出走予定。
トランセンドやらアンチュラスやら今年に入って厩舎の勢いが
止まっている点が非常に気になりますが・・・競馬って流れが大事なので。

で、高松宮記念をデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.前走阪急杯組
2.東京芝1600m連対実績
3.5歳馬
4.父or母父がサンデーサイレンス系



■高松宮記念は前走阪急杯3着内馬の天下

過去10年、前走阪急杯組の成績は【3・3・3・19】複勝率32.1%。
これは1400mに施行条件変更以後の成績ですが、相性の良さは折り紙つき。

ちなみにこれを阪急杯3着内馬に限定すると【3・1・3・5】複勝率58.3%。
阪神芝1200mで行われた昨年もこの組が馬券圏内に入った点から、
単純に距離短縮で臨むステップが高松宮記念に合っているのでしょう。


スプリンターズSは距離短縮馬の相性が決して良いとは言えませんが、
この理由として挙げられるのが芝の違い。
野芝で行われるスプリンターズSはスピードが第一優先ですが、
高松宮記念が行われる時期の芝はそれとはまったく異なります。
タフで時計のかかる馬場が純然たるスプリンターには厳しいのでしょう。


今年の出走予定馬中、前走阪急杯3着内馬は以下の通り。

マジンプロスパー。
サンカルロ。



■高松宮記念と相性抜群の東京芝1600mOPクラス連対実績

東京芝1600m連対実績も欠かせません。

さきほど「タフで時計のかかる馬場」と書きましたが、
それは1600m、さらに左回りの東京芝1600m好走歴と深い関係があります。

アドマイヤマックス。
ファイングレイン。
ローレルゲレイロ。

上記に挙げた馬はいずれも東京芝1600mで行われたG1連対歴を持つ馬。
実は2005年以降、東京芝1600mのOPクラスでの連対歴を持つ馬が
全部勝っているんですよね。


今年の出走予定馬中、東京芝1600mのOPクラス連対歴を持つ馬は以下の通り。

ジョーカプチーノ。



■高松宮記念は5歳馬の天下

年齢的なことを言えば、5歳馬の存在を強調しておきます。

過去10年、5歳馬の成績は【5・5・3・32】複勝率28.9%。
ロードカナロアをはじめとした4歳馬が【1・2・0・40】
である点と比べるとその差は歴然です。

その理由を強いて挙げれば、スプリント路線が新規参入を受け付けにくいと
という点ですかねぇ。トロットスターやサニングデール、キンシャサノキセキも
一発でG1馬に上り詰めるまでには至らなかったわけですし。


今年の出走予定馬中、5歳馬は以下の通り。

エーシンダックマン。
エーシンリジル。
カレンチャン。
ダッシャーゴーゴー。
マジンプロスパー。



■高松宮記念で外せないサンデー系の血

最後に挙げたいのが、父or母父がサンデーサイレンス系という馬。

高松宮記念はこの血統を持つ馬が異常に強く、
マイル路線ではひと息足りない馬の好走が相次いでいます。

ファイングレイン。
オレハマッテルゼ。
スズカフェニックス。
ペールギュント。

秋に行われるスプリンターズSはサンデー系が大不振なんですけど、
高松宮記念ではむしろ狙い目という点は注意したいところです。


今年の出走予定馬中、父or母父がサンデー系という馬は以下の通り。

アグネスウイッシュ。
エーシンリジル。
グランプリエンゼル。
サクラゴスペル。
ジョーカプチーノ。
タマモナイスプレイ。
ツルマルレオン。
マジンプロスパー。



■新生中京芝傾向を考えすぎると罠にハマる気が・・・

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

ジョーカプチーノ。
マジンプロスパー。


結果的にだいぶ絞れてしまいました。
前者は前走阪急杯勝ち、後者は東京芝1600mG1勝ちが光ります。

リニューアル以降、やたら差しが決まる新生中京ですが
それを考え過ぎると罠にハマる気がしてならないんですよね。
展開の鍵を握っていたメモリアルイヤーが回避濃厚ということで
ペースはだいぶ落ち着きそうですし。

予想の基本が展開を読むことにあると考えると、
先行できるこの2頭は軽視禁物だと思います。


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スプリングS分析。キーワードは「馬券圏外の数」。

2012/03/15 18:18
■アイムユアーズは阪神芝1400mのリピーターになる可能性大

先週のフィリーズレビューはアイムユアーズが内枠から先行抜け出しで快勝。

・・・と言えば聞こえが良いですが、外枠の差し馬天下である阪神芝1400mで
この勝ち方はなかなかできないんですよね。過去このパターンで勝った馬には
ビービーガルダン、カレンチャン、エーシンフォワードなどなど。

桜花賞とまったく結びつきのない条件を勝ってしまった点に
不安がないわけではないんですが、少なくとも阪神芝1400mの
リピーターになる可能性は大でしょう。



■スプリングSは穴パターンが多彩

さて、今週はスプリングS。

過去の傾向を見ると内枠有利なのかと思いきや意外なほどマイラータイプの
差し馬が台頭しています。フローテーションやキョウワスプレンダといった
実績馬が人気の盲点になって激走というシーンが目立つ点も特徴です。

で、スプリングSをデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.前走きさらぎ賞or共同通信杯組
2.芝1600m勝利実績
3.前走東京or京都で差し損ね
4.キャリア3〜4戦で馬券圏外一度



■スプリングSは前走芝1800m重賞組の天下

過去10年、前走きさらぎ賞or共同通信杯組の成績は
【7・2・3・19】複勝率38.7%。
いよいよこの時期から距離適性がはっきりしてくることもあり、
王道路線を歩んできた馬の優位性が発揮されます。

オルフェーヴル。
スマイルジャック。
メイショウサムソン。

ここで注目すべきは、どれだけ強い相手と戦ってきたかということ。
前述3頭は重賞で複数回馬券圏内に入った実績がありました。


今年の出走予定馬中、重賞で複数回馬券圏内に入った馬は以下の通り。

グランデッツァ。
ディープブリランテ。
マイネルロブスト。



■スプリングSで欠かせない芝1600m勝利実績

芝1600m勝利実績も欠かせません。

過去10年、6番人気以下で馬券圏内に入った馬の
ほとんどが芝1600m勝利実績を持っていました。

ゲシュタルト。
レッドスパーダ。
テレグノシス。


これはカンパニー、ローエングリン、キングヘイローといった
過去の中山記念勝ち馬が示しています。
つまり、中山芝1800mは1600m寄りの特徴を持っていると。

特に危ないのが広いコースやスローペースでの好走歴しかない馬で、
リクエストソング、サダムイダテン、トーホウアランといった馬が
人気を裏切ってしまっています。


今年の出走予定馬中、芝1600m勝利実績のある馬は以下の通り。

アルフレード。
サトノギャラント。
ゼロス。
バンザイ。
モンストール。
ロジメジャー。



■スプリングSで穴妙味が高い東京or京都差し損ね組

穴妙味が高いのは、前走東京or京都で差し損ねた馬。

この2場は非常に上がりが速く、それに対応できない馬に厳しい舞台。
中山内回りで行われるスプリングSが上がりの速い競馬になるはずがなく、
東京or京都外回り→中山内回り替りで差し届くパターンが目立ちます。


今年の出走予定馬中、この条件に該当する馬は以下の通り。

ストローハット。
モンストール。
ロジメジャー。



■スプリングSにまつわるオカルトチックなデータ

最後に挙げたいのが、キャリア3〜4戦で馬券圏外一度という馬。

若干オカルトチックなデータですが、
これに該当する馬の好走率には目を見張るものがあります。

ベルシャザール。
ゲシュタルト。
レッドスパーダ。
ダンスインザモア。
ダイワメジャー。

以上の馬がキャリア3〜4戦で馬券圏外一度という馬。
すべて人気薄というところに妙味を感じますね。


今年の出走予定馬中、この条件に該当する馬は以下の通り。

ストローハット。
モンストール。
ロジメジャー。



■道悪の鬼・キングカメハメハ産駒のゼロス

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

ストローハット
モンストール。
ロジメジャー。


このなかで気になるのはストローハットですかねぇ。
未勝利勝ちが隠れ蓑になっていますが、右回り・1800mの新馬戦は3着。
その時戦った相手がベストディール、ドリームキャプテン、
タガノレイヨネ、セイクレットレーヴと強豪揃い。
そこでの上がり3ハロン最速は高く評価できます。


あとは、ゼロス。

キングカメハメハ産駒は芝重賞で重〜不良時【4・1・3・13】複勝率38.0%。
悪天候が予想される週末の天気を踏まえると軽視できません。


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フィリーズレビュー分析。キーワードは「距離短縮&洋芝、そしてダート」。

2012/03/06 17:24
■父サンデー系以外の馬が勝った年の皐月賞は・・・

先週の弥生賞はコスモオオゾラが好枠を利して抜け出し快勝。

中山記念、オーシャンSに引き続き内枠有利の馬場が活きた格好ですが、
こうも極端だとどこまで参考にしてよいのか解らず。。
父サンデー系以外の馬が弥生賞を勝ったのも久々な気がします。


で、ちょっと気になって調べてみたら過去10年の弥生賞で
父サンデー系以外の馬が勝ったのは計5回。
思ったより勝っていたんですが、その年の皐月賞が明らかに変っていう。

2002年弥生賞馬バランスオブゲーム→皐月賞馬ノーリーズン。
2003年弥生賞馬エイシンチャンプ→皐月賞馬ネオユニヴァース。
2004年弥生賞馬コスモバルク→皐月賞馬ダイワメジャー。
2006年弥生賞馬アドマイヤムーン→皐月賞馬メイショウサムソン。
2008年弥生賞馬マイネルチャールズ→皐月賞馬キャプテントゥーレ。


ネオユニヴァース以外、みんな単勝10倍以上の人気薄なんですよね。
2012年皐月賞、波乱が待ち受けているかもしれません。



■今の阪神芝はほとんど洋芝

さて、今週はフィリーズレビュー。

個人的に阪神芝1400mは大好きなコースで、
阪急杯、阪神カップと結構な率でオイシイ思いさせてもらってますw
なんかイメージがしやすいんですよね。


ざっとポイントをおさらいしておくと、阪神芝1400mには以下の特徴があります。

・中山芝1600mとの関連性が高い
・東京or京都外回りで差し損ねていた馬が狙い目
・ちょっと距離不足ぐらいがちょうど良い
・ステイヤー血統が狙い目

ましてや今の阪神芝は芝の生育が悪く、時計かかり放題。
ほとんど洋芝って考えると、上記傾向はますます重要視したいところ。


で、フィリーズレビューをデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.距離短縮組
2.ダートor洋芝実績馬
3.阪神芝1400m重賞好走歴のある血統



■フィリーズレビューは距離短縮馬優位

先ほど阪神芝1400mの特徴で挙げた距離短縮馬優位の傾向。
フィリーズレビューも例外ではありません。

フレンチカクタス。
ワンカラット。
マイネレーツェル。

人気の盲点になっていた過去の勝ち馬もすべて距離短縮。
特に東京芝1600mや京都芝外回り・1600m組は
2011年阪神カップで1〜3着を占めたように巻き返しが利きやすい。


今年の非除外対象馬中、前走からの距離短縮組は以下の通り。

アイムユアーズ。
アンチュラス。
イチオクノホシ。
オメガハートランド。
ファインチョイス。
プレノタート。
ラシンティランテ。
レッドクラウディア。
レディーメグネイト。



■フィリーズレビューで穴妙味高い洋芝orダート実績馬

波乱傾向にあるフィリーズレビュー。
その主役の多くは洋芝orダート実績馬です。

スピードリッパー。
サウンドバリアー。
ベストオブミー。
アマノチェリーラン。

これも先ほど挙げた距離短縮馬優位の傾向とつながってきます。
距離短縮馬との相性が良いということは、スタミナが問われるということ。
そして、スタミナやパワーを求められる条件は洋芝・ダートに集中します。
これはこの時期の阪神芝特有の傾向と言えるでしょう。


今年の非除外対象馬中、洋芝orダート連対実績のある馬は以下の通り。

アイムユアーズ。
サトノジョリー。
ダームドゥラック。
ファインチョイス。
ラシンティランテ。
レッドクラウディア。
レディーメグネイト。



■フィリーズレビューに限らず阪神芝1400mは血統面での偏りがある

最後に挙げておきたいのが、阪神芝1400mには血統面での偏りがある点。

サンカルロをはじめリピーターが多い阪神芝1400mですが、
リピーターは馬に限ったことではありません。
フィリーズレビュー、阪急杯、阪神牝馬S、阪神カップと
年4回阪神芝1400mは組まれますが、同一種牡馬の活躍が目立ちます。

・ダンスインザダーク産駒(マルカフェニックス、ジョリーダンス)
・サクラバクシンオー産駒(ブルーショットガン、グランプリボス)
・タイキシャトル産駒(フレンチカクタス、レッドスパーダ)
・ファルブラヴ産駒(ワンカラット、スピードリッパー)
・フジキセキ産駒(キンシャサノキセキ、エイジアンウインズ)
・クロフネ産駒(フサイチリシャール、カレンチャン)

上記に挙げた種牡馬は、阪神芝1400m重賞で産駒2頭以上が3回以上
馬券圏内に入っています。このコースに対する適性は見逃せません。


今年の非除外対象馬中、上記の血統を持つ馬は以下の通り。

アイムユアーズ(父ファルブラヴ)。
エイシンキンチェム(父フジキセキ)。
ファインチョイス(母父タイキシャトル)。
プレノタート(母父ダンスインザダーク)。



■コスモルーシーは関西圏で2戦2勝

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アイムユアーズ。
ファインチョイス。
プレノタート。
ラシンティランテ。
レッドクラウディア。
レディーメグネイト。

このなかで気になるのはプレノタートですかねぇ。
左回り&外回りでは【0・0・0・4】という馬で、
2勝はともに内回りコースでのもの。内回り替りはプラスでしょう。


あとは、アンチュラス&コスモルーシー。

前者はリアルインパクト型の堅実なディープインパクト産駒。
未勝利戦圧勝時と同じコースなら巻き返しが期待できます。

後者は前走がフロック視されそうですが、関西圏では2戦2勝。
ゴチャつきやすい阪神芝1400mということを考えると、
インから馬群を割って突き抜けた前走内容は評価できます。


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フェブラリーS分析。キーワードは「ローテーション」。

2012/02/15 12:22
■トレイルブレイザーは年末のGIのどこかで穴をあける気が・・・

先週の京都記念はトレイルブレイザーが先行押し切りで快勝。

ダークシャドウの目標は先、ヒルノダムールの目標は前ということで
いかにもな負け方だったんですが、トレイルブレイザー自身昨秋から
明らかに馬が変わっていますよね。冬の重賞を勝ったことが大きくて、
アメリカンボスにしてもアドマイヤモナークにしても
年末のG1で大穴をあけるのは冬の重賞を勝った馬。

アルゼンチン共和国杯を勝っている点からスタミナは証明済みで、
年末のGIのどこかで穴をあける気がしてなりません。


■普通に考えれば考えるほどトランセンド?

さて、今週はフェブラリーS。

普通に考えれば考えるほどトランセンドでしょうがないだろうという
感じなんですが、そのなかでも無理やり死角はないものかとw
昨年の南部杯なんて完全に負けパターンですからね。

で、フェブラリーSをデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.前走ジャパンカップダートor東京大賞典組
2.東京ダート1600m勝利実績
3.ロベルトの血



■フェブラリーSはローテーションに偏りがある

数あるG1のなかでもローテーションに偏りのあるフェブラリーS。
近年はジャパンカップダートor東京大賞典組の天下となっています。

前走ジャパンカップダート組【4・0・0・3】複勝率57.1%。
前走東京大賞典組【1・4・3・8】複勝率50.0%。

国内ダートの有力馬がこぞって参戦する2レースは例外なくハイレベル。
それがこの圧倒的なローテーションの偏りにつながっているのでしょう。

今年の出走予定馬中、前走ジャパンカップダートor東京大賞典組は以下の通り。

トランセンド。
ヤマニンキングリー。
ワンダーアキュート。



■フェブラリーSで外せない東京ダート1600m勝利実績

東京ダート1600m勝利実績も外せません。

過去のフェブラリーSで穴をあけた馬も、
実はこのパターンに当てはまっていることが多いんですよね。

サクセスブロッケン。
ユートピア。
ビッググラス。

当たり前といえば当たり前ですが、G1に限らず当該コース実績は
あってまったく損のないもの。
反対にそれがないとすれば、不安要素と捉えざるを得ません。

今年の出走予定馬中、東京ダート1600m勝利実績のある馬は以下の通り。

エスポワールシチー。
ダノンカモン。
トランセンド。
ワンダーアキュート。



■フェブラリーSはロベルトとの相性抜群

血統的な部分では、ロベルトの血。

昨年は2〜5着を同系統が占め、フェブラリーSとの相性は抜群。
目下5年連続で父or母父にロベルトの血を持つ馬が連対を果たしています。
この傾向は見逃せません。

今年の出走予定馬中、父or母父にロベルトの血を持つ馬は以下の通り。

エスポワールシチー。
スマイルジャック。
ダノンカモン。



■シルクフォーチュンがG1を戦う上で優位な点

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エスポワールシチー。
ダノンカモン。
トランセンド。
ワンダーアキュート。

データで見たところで順当な結果が出てしまいましたが、
それだけ2012年フェブラリーSは有力馬に死角がないという
表れなんでしょうね。

あ、唯一可能性を見出せるのはシルクフォーチュンでしょうか。

ハイペース必至→追込馬狙いは安直かもしれませんが、
ダートで上がり34秒台連発なんて馬はほとんどいません。
今回もやることは一緒なので、騎手が展開や有力馬の脚質に
左右されないという点はG1を戦う上で大きいと思います。


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クイーンカップ分析。キーワードは「対牡馬好走実績」。

2012/02/06 18:31
■ダノンシャークはどうもダノンヨーヨーっぽい

先週の東京新聞杯はガルボがゴール寸前で差し切り勝ち。

メルマガではガルボを2番手評価、3着ヒットジャポットを本命に
していたんですけど、まさかガルボが勝ち切るとは。
まあでも8・7番人気を○◎評価だからホメられるでしょうw

ダノンシャークはどうも去年のダノンヨーヨーっぽいですね。
だとしたらマイラーズカップではギリギリ巻き返せるわけですが、
やっぱりベストは京都芝1600m・外回りだと思います。



■この世代の牝馬は「荒れる世代」

さて、今週はクイーンカップ。

京都記念がヒルノダムールとダークシャドウ&菊花賞2・3着馬、
共同通信杯がディープブリランテとゴールドシップということで、
あえて3歳牝馬限定重賞を選択しました。

この世代の牝馬は、オープン特別・重賞含めた5レースで
すべて6番人気以下の馬が連対しているという荒れる世代。
荒れるというのは我々にとってのエネルギーですからw


で、クイーンカップをデータで分析したとき、以下が重要となります。

1.阪神ジュベナイルフィリーズ組
2.対牡馬実績
3.潜在的なスタミナ



■クイーンカップは阪神ジュベナイルフィリーズ組の天下

東京芝1600mで行われるクイーンカップ。
その舞台設定ゆえ問われるスタミナは相当なものがあります。

そんななか、近年好走が目立つのが阪神ジュベナイルフィリーズ組。
外回りに馬場改修後の2006年以降、この組の成績はというと、

【1・2・2・6】複勝率45.4%

この組が出走した年は例外なく馬券圏内に入る馬を輩出しています。
とりあえず全部押さえておけというのが正解かもしれません。

今年の出走予定馬中、阪神ジュベナイルフィリーズ組は以下の通り。

イチオクノホシ。
プレノタート。
アラフネ。



■クイーンカップで重要な対牡馬実績

さらに重要なのが、対牡馬実績。

この時期は牝馬限定戦の鞍が決して多くなく、
牝馬であっても牡馬との戦いを強いられます。
だからこそ、そこでの好走歴はアテになる。

ホエールキャプチャはオルフェーヴルと。
ディアジーナはサンカルロと。
ライラプスはペールギュントと。

それぞれその世代の強豪牡馬と戦ったことで逞しさを増し、
クイーンカップを制してきました。
繰り返しになりますが、重視すべきは対牡馬実績です。

今年の出走予定馬中、500万以上のクラスの牡馬混合特別戦で
3着内がある馬は以下の通り。

アラフネ。
オメガハートランド。
キボウダクリチャン。
ダイワミストレス。
ハイリリー。
モエレフルール。
ヴィルシーナ。



■クイーンカップは潜在的なスタミナが問われる

もうひとつ、クイーンカップでは潜在的なスタミナが問われます。

過去の勝ち馬を見れば明らかですが、
オークス馬やオークス好走馬が非常に多いんですよね。

ホエールキャプチャ。
アサヒライジング。
ダイワエルシエーロ。
チューニー。

ここは血統面からアプローチしていきます。
上記4頭はいずれもサンデーサイレンスの血を引いた馬。
かつクイーンカップ時点で1600m以上の連対歴があった馬です。

・・・これでも全然絞れません。

ならばということで、血統背景の裏付けをさらに掘り下げます。
近親に2400m以上の重賞好走歴があるといった点を加味しましょう。


今年の出走予定馬中、上記に該当する馬は以下の通り。

オメガハートランド(近親にハーツクライ)。
モエレフルール(近親にタヤスツヨシ)。
ヴィルシーナ(近親にフレールジャック)。



■オメガハートランドの前走はいかにも枠順という負け方

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アラフネ。
オメガハートランド。
モエレフルール。
ヴィルシーナ。

このなかで気になるのはオメガハートランドですかねぇ。
対牡馬実績という点でレオアクティブ、トウケイヘイローと
好勝負を演じていますし、前走はいかにも枠順という負け方。
左回りに替る上積みは相当に大きいはずです。

あとは、アラフネ。

外枠有利の阪神芝1600mで内枠を引いた前走は度外視できますし、
すずらん賞は京王杯2歳S2着のサドンストーム相手に完勝。
クロフネ×サンデーサイレンスという血統背景はホエールキャプチャ、
ブラボーデイジーとまったく同じです。


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京都牝馬S分析。キーワードは「馬場の入れ替わり」。

2012/01/25 22:52
■やっぱり「ゆとりローテ」だったヒラボクキング

先週の平安Sはヒラボクキングがエスポワールシチーを破る大金星。

メルマガではヒラボクキングを3番手評価としていたんですけど、
まさか勝ち切るまでは思いませんでした。
そしてこの馬も去年からずっと言い続けている「ゆとりローテ」。

重賞に限らず、最近はこのローテにハマる馬を見つける作業ですね。



■牝馬限定重賞はその路線のヌシがいる

さて、今週は京都牝馬S。

シルクロードSがロードカナロア&エーシンの2頭、
根岸Sがほとんど去年の再戦ということで、
あえて牝馬限定戦の重賞を選択しました。だって、荒れそうだしw

牝馬限定重賞はその路線のヌシがいるわけなんですけど、
それぞれ上手いことジャンル分けができているんですよね。

・ローカル1800〜2000m型(フミノイマージン、コスモネモシン)
・直線の長いコース型(レディアルバローザ、ショウリュウムーン)

だからこそ毎回勝ち馬・好走馬が違ってくると。
その結果、荒れるレースが多くなるのは言うまでもないですね。


で、京都牝馬Sをデータで分析したとき、以下のポイントが重要となります。

1.近走差し届かずだった馬
2.地方出身騎手・外国人騎手
3.中距離タイプの逃げ・先行馬
4.父ノーザンダンサー系



■京都牝馬SはA→Bコース替りが鍵となる

連続開催2日目に行われる京都牝馬S。
ここでの大きな特徴はA→Bコース替り。

Aコースで行われる1月京都開催は超のつくイン有利馬場で、
逃げ切り&内枠を引いた馬の天下となっていました。

京都金杯のマイネルラクリマ。
シンザン記念のマイネルアトラクト。
日経新春杯のマカニビスティー。

ただ、昨年はシルクロードS、京都牝馬Sと差し馬が一気に台頭。
馬場の逆転現象には注意したいところです。


今年の出走予定馬中、前走上がり3ハロン3位以内の脚を使い、
差し届かずだった馬は以下の通り。

コスモネモシン。
サワヤカラスカル。
ダンスファンタジア。
ビッグスマイル。



■京都牝馬Sは地方出身騎手or外国人騎手の独壇場

さきほど京都金杯〜日経新春杯で挙げた3頭。
実はマイネルラクリマを除く2頭には共通点がありました。

それは「地方出身騎手騎乗」であること。

過去このレースを2度制している岩田騎手をはじめ、
安藤勝騎手、さらにデムーロ騎手といった外国人騎手が
大得意とするのが京都芝外回り・1600mという条件。
なかでも岩田騎手は乗り馬がいたら押さえておけというレベル。


今年の出走予定馬中、地方出身騎手or外国人騎手騎乗馬は以下の通り。

エリンコート。
ドナウブルー。



■京都牝馬Sは長めの距離適性を持つ先行馬が怖い

差し届かずの馬が良いという話をさきほどしましたが、
その一方で中距離タイプの先行馬も外せません。

チアズメッセージ。
マイネサマンサ。
ザレマ。

差しが届く馬場ということは、スタミナ>スピード寄りということ。
そういう馬場では長めの距離適性を持つ先行馬も狙いたいところです。


今年の出走予定馬中、中距離タイプの先行馬は以下の通り。

アスカトップレディ。
エリンコート。
エーシンリターンズ。
スイートマトルーフ。
ドナウブルー。
プロヴィナージュ。



■京都牝馬Sは父ノーザンダンサー系との相性が良い

最後に挙げたいのが血統面。
京都牝馬Sは父ノーザンダンサー系との相性が良いレースでもあります。

2008年勝ち馬・チェレブリタ。
2009年2着馬・ベストロケーション。
2010年3着馬・サングレアズール。

これは馬場云々よりも、京都芝外回り・1600mとの相性でしょう。
同じ条件で行われるマイルチャンピオンシップは父ノーザンダンサー系が
穴をあける条件ですし、それは京都金杯も同じ。


今年の出走予定馬中、父ノーザンダンサー系の馬は以下の通り。

サワヤカラスカル。
スプリングサンダー。
ダンスファンタジア。
プロヴィナージュ。
レジェトウショウ。



■ドナウブルーは直線平坦コース【3・0・1・1】

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エリンコート。
サワヤカラスカル。
ダンスファンタジア。
ドナウブルー。
プロヴィナージュ。


このなかで気になるのはドナウブルーですかねぇ。
直線平坦コースは【3・0・1・1】と大崩れがない馬ですし、
唯一馬券圏外に敗れたレースも超ハイレベルなシンザン記念。
超イン有利の馬場で外枠を引いて5着なら度外視できる内容です。


あとは、プロヴィナージュ。

ダート→芝替りでは【1・0・1・1】と好走歴が多く、
この中には秋華賞3着も含まれています。
また、地方交流重賞からの連闘ですが、中2週以内時は秋華賞3着、
阪神牝馬S4着と重賞でも好勝負をしている点が何とも不気味です。


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平安Sデータ分析。キーワードは「逃げ・先行馬」。

2012/01/16 18:05
■2012年京成杯はハイレベルレース

京成杯はベストディールが見事に突き抜け勝利。
厩舎といい騎手といい、マツリダゴッホにしか見えません。

後半1000mがどんどん速くなっていったハイレベルレースだけに、
勝ち馬はもちろんのこと4着アーデントまでは何らかの結果を
出しそうな気がします。この春以内に。


・・・あ、申し遅れましたがあけましておめでとうございますw



■AJCCはどう考えもガチガチな気が・・・

さて、今週は平安S。

AJCCがどう考えもガチガチな決着しか見えてこないので、
あえてコッチを取り上げました。川崎記念と両睨みな馬もいますが、
とりあえずは出走登録を行っているメンバーで分析していきます。

で、平安Sをデータで分析すると、以下要素が重要です。

1.前走勝ち馬
2.逃げ・先行馬
3.リピーター
4.ロベルト系



■平安Sの好走パターンは「冬の上がり馬」

よく「夏の上がり馬」という言葉を耳にしますが、
実は「冬の上がり馬」というのも存在するんですよね。


そもそも夏の上がり馬というのは相手関係もそうですが、
その時期を得意とするがゆえに起こるもの。
で、その理屈は冬にも当てはまるんですよね。

タガノゲルニカ。
タイムパラドックス。
ブラックコンドル。

冬のダートでグングン成績を上げた勢いそのままに
好走するというのが平安Sの好走パターンになっています。


今年の出走予定馬中、今秋以降3戦以上連続で馬券圏内に
入っている、もしくは連勝中の「冬の上がり馬」は以下の通り。

アドマイヤロイヤル。
グランドシチー。
シルクシュナイダー。



■平安Sは逃げ・先行馬の天下

上がり馬以上に注目したいのが、逃げ・先行馬。


京都ダート1800mはかなり前が有利なコースですが、
それは平安Sも例外ではありません。
過去10年で逃げ・先行馬が7勝2着7回。

なかでも注目したいのが距離短縮で臨む先行馬で、
スマートボーイやクーリンガー、クワイエットデイなど
配当的妙味のある馬が多く馬券に絡んでいます。
平安Sで波乱を期待するならこの組でしょう。


今年の出走予定馬中、距離短縮で臨む先行馬は以下の通り。

キクノアポロ。
タカオノボル。
ニホンピロアワーズ。



■平安Sはリピーターご用達のレース

リピーターも外せません。


平安Sに限らず、夏と冬の重賞ではリピーターご用達なんですが、
過去の好走馬を見ても、またこの馬か〜という馬がズラリ。

スマートボーイ。
クーリンガー。
ダイシンオレンジ。
メイショウトウコン。

「前年の好走馬を狙え」というのは単純かつ見落としがちなので、
この時期特に注意したい好走パターンです。
ちなみにこれは「前年の同時期に勝利実績あり」も含みます。


今年の出走予定馬中、上記の条件に当てはまる馬は以下の通り。

インバルコ。
エスポワールシチー。
キクノアポロ。
グランドシチー。
シルクシュナイダー。
タカオノボル。
ピイラニハイウェイ。
レーザーバレット。



■平安Sはロベルト系と好相性

最後に挙げておきたいのが血統面。


冬のダートは重く、時計がかかる傾向にあります。
そして、そういった馬場を得意とするのがロベルト系。

タガノゲルニカ(父ブライアンズタイム)。
タイムパラドックス(父ブライアンズタイム)。
マイネルブライアン(父ブライアンズタイム)。
メイショウトウコン(父マヤノトップガン)。

過去10年でこれだけの連対馬を輩出しています。
冬のダートでは特に注意しておきたい血統なんですよね。


今年の出走予定馬中、父or母父にロベルト系を持つ馬は以下の通り。

エスポワールシチー。
グランドシチー。
サイレントメロディ。
シルクシュナイダー。
マイネルアワグラス。
レーザーバレット。



■キクノアポロは渋ったダートで【3・1・1・0】

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エスポワールシチー。
キクノアポロ。
グランドシチー。
シルクシュナイダー。
タカオノボル。
レーザーバレット。


このなかで気になるのはキクノアポロですかねぇ。
距離短縮で臨む先行馬である点、冬の実績がある点は大きな武器。
さらに渋ったダートが想定される点も稍重【3・1・1・0】の同馬に
とってアドバンテージになるでしょう。

あとは、トウショウフリーク。

ジャパンカップダートはさすがに敷居が高すぎましたが、
京都ダートでは4戦3勝2着1回と連対率100%。
内枠を引いてすんなり逃げることができれば巻き返しの余地はあります。


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有馬記念データ分析。キーワードは「トニービンorノーザンテースト」。

2011/12/20 20:11
■アルフレードは東京だと・・・?

朝日杯フューチュリティSはアルフレードが無傷の3連勝でG1制覇。
雄大な馬格といい抜け出す時の力強さといいシンボリクリスエスそっくり。
久々に重厚感のある大物が誕生した瞬間を見ました。

ただ、そうは言っても気がかりなのは父シンボリクリスエスという点。
サンカルロやサクセスブロッケンなど好走できる条件が狭く、
アルフレードとてマイラーである可能性は否定できません。


皐月賞までは何とかなりそうですが、また別次元の瞬発力を
求められる東京芝が向く感じはあんまりしないかなぁ。



■有馬記念で見つけたい、見逃している穴馬

さて、今週は有馬記念。


三冠馬に去年の年度代表馬、今年の古馬王道G1を制した馬まで
G1馬10頭がズラリと顔をそろえる豪華な一戦。

ジャパンカップ組vsオルフェーヴル&アーネストリーという構図が
濃厚ですが、ジャガーメイルやペルーサのようにある意味常識を
覆すローテーション・前走着順から臨んだ馬の激走が目立つ
今年の傾向から、見逃してしまっている穴馬がいるかもしません。


で、有馬記念そのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.ゆとりローテ
2.同年冬の重賞勝利実績
3.トニービンorノーザンテースト



■有馬記念は「ゆとりローテ」馬の天下

このブログで何度も取り上げている「ゆとりローテ」ですが、
これって有馬記念のためにあるようなものなんですよね。


マンハッタンカフェ。
マツリダゴッホ。
ダイワスカーレット。
ドリームジャーニー。


過去10年の有馬記念において、ジャパンカップをスキップした馬が
これだけ勝っています。東京でのG1はマイル適性が求められ、
それゆえコーナーの多い小回りコースを得意とする馬が
まったく走れないコース。それはマツリダゴッホが証明済み。


今年の出走予定馬中、ゆとりローテで臨む馬は以下の通り。

アーネストリー。
オルフェーヴル。
ヒルノダムール。
ルーラーシップ。



■有馬記念で欠かせない同年冬の重賞勝利実績

意外と見落としがちなのが、同年冬の重賞勝利実績。

中山に限らず、冬の芝は野芝の冬枯れを防ぐため洋芝をオーバーシード
した状態で施行されます。それゆえオール野芝の9月中山開催と
比較して時計・上がりともにかかる競馬となります。


アメリカンボス。
アドマイヤモナーク。
エアシェイディ。
トゥザグローリー。


これら人気薄で激走した馬は同年冬の芝重賞勝利実績があった馬。
リピーターは競馬場だけじゃなく、季節もあることを忘れてはいけません。


今年の出走予定馬中、同年冬の芝重賞勝利実績がある馬は以下の通り。

ヴィクトワールピサ。
オルフェーヴル。
トゥザグローリー。
トーセンジョーダン。
ルーラーシップ。
レッドデイヴィス。



■有馬記念で来る血統には偏りがある

最後に挙げておきたいのが血統面。

非根幹距離で行われる有馬記念は血統の偏りが激しく、
またそれが人気薄による波乱決着を生み出しています。

特に強調しておきたいのがトニービン&ノーザンテーストで、
過去10年でこれだけの好走馬を輩出しています。


エアシェイディ(母父ノーザンテースト)。
ダイワメジャー&スカーレット(母父ノーザンテースト)。
アドマイヤモナーク(母父トニービン)。
ハーツクライ(母父トニービン)。
リンカーン(母父トニービン)。


これも先ほど言った時計のかかる冬の芝という点が
関係しているのでしょう。
だって、この血統は洋芝の北海道でも走っているし。


今年の出走予定馬中、これに該当する馬は以下の通り。

アーネストリー。
ジャガーメイル。
トーセンジョーダン。
ルーラーシップ。
レッドデイヴィス。



■穴をあける要素が揃っている大阪杯1,3着馬

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アーネストリー。
オルフェーヴル。
トーセンジョーダン。
ルーラーシップ。
レッドデイヴィス。


このなかで気になるのはトーセンジョーダンですかねぇ。
冬の中山芝重賞での勝ち鞍がありますし、
血統に関しては父も母父も有馬記念に強いという。


あとは、エイシンフラッシュ&ヒルノダムール。

前者は先行馬総崩れ・外差し決着の2走前が内枠から先行、
前残り・イン有利馬場の前走が外枠から後方待機とチグハグな競馬。
有馬記念とリンクしやすい宝塚記念でブエナビスタとタイム差なしなら
十分勝負になります。

後者はエイシンフラッシュに内回りコースの皐月賞、大阪杯で先着。
ジャパンカップを回避したローテも消耗度を考えればプラスでしょう。


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阪神ジュベナイルフィリーズデータ分析。キーワードは「東京芝2400m」。

2011/12/07 14:08
■トランセンドはもう逆らえないかなぁ・・・

ジャパンカップダートはトランセンドがあっさり連覇達成。
1コーナーで行き切った時点で完全に勝負アリでしたね。

スマートファルコンとか昔で言うクロフネみたいな圧倒的強さは
正直感じないんですけど、もしかしたら乗っている騎手もそう
思っているのかもしれませんね〜。


あ、これは藤田騎手がってことじゃなくて他の騎手がってこと。
それだけ油断させてしまう存在なんだけど、終わってみれば誰も
トランセンドを捕まえることができないっていう。

この雰囲気だとフェブラリーSでも不安説が出ると思いますが、
さすがにもう逆らえないかなぁ。



■阪神ジュベナイルフィリーズで見極めたい「まだ見ぬ距離適性」

さて、今週は阪神ジュベナイルフィリーズ。


勝ち馬には翌年のクラシック戦線の軸が保証されるレースですが、
今年はこの馬だろうという確たる馬が存在しなくて。

過去の勝ち馬のほとんどがオークスorダービーを制している点から、
「まだ見ぬ距離適性」を推し図って考えたほうがよさそうです。


で、阪神ジュベナイルフィリーズそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.1600〜1800m実績
2.牡馬混合オープン実績
3.東京芝2400m血統



■阪神ジュベナイルフィリーズは「いかにもオークス向き」が怖い

阪神芝外回り・1600mという舞台に施行条件変更以後、
勝ち馬の傾向がガラリと変わった阪神ジュベナイルフィリーズ。

以前はテイエムオーシャンやアローキャリーといった
「いかにも桜花賞向き」な馬が好走していましたが、今では
「いかにもオークス向き」な馬の好走が目立っています。

ウオッカ。
トールポピー。
ブエナビスタ。


これらの馬はのちに東京芝2400mG1を勝っています。
2歳牝馬が阪神芝外回り・1600mのG1を制するということは
それだけ強靭なスタミナを求められるということでしょう。
1600m以上の距離実績は外せません。


今年の出走予定馬中、1600m以上での連対実績がある馬は以下の通り。

エピセアローム。
サウンドオブハート。
トーセンベニザクラ。
ラシンティランテ。



■阪神ジュベナイルフィリーズで欠かせない牡馬混合オープン実績

さらに重要なのが、牡馬混合オープン実績。

この時期は牡馬との対戦がまだまだ盛んですが、
牡馬のほうが上とまでは言わなくとも牝馬のほうが強いとも
言い切れません。だったら両方まとめて倒していれば良い。


ホエールキャプチャはオルフェーヴルを。
アニメイトバイオはダッシャーゴーゴーを。

それぞれ強豪牡馬を撃破したことで経験値を得ており、
結果として阪神ジュベナイルフィリーズで2着に入りました。


今年の出走予定馬中、牡馬混合オープン連対実績がある馬は以下の通り。

アイムユアーズ。
アラフネ。
エイシンキンチェム。
エピセアローム。
サウンドオブハート。
ファインチョイス。



■阪神ジュベナイルフィリーズで来る血統には偏りがある

最後に挙げておきたいのが東京芝2400m血統という項目。

過去の勝ち馬の父を見れば明らかですが、自身もしくは産駒が
東京芝2400mG1勝ち馬だったor輩出していました。
これは2・3着馬も同様です。

そもそも阪神芝外回り・1600mは血統に偏りのあるコースで、
サンデー系+キングカメハメハor母父サンデーサイレンスという
馬の天下。それが阪神ジュベナイルフィリーズでの血統の偏りを
生み出しているのでしょう。


今年の出走予定馬中、これに該当する馬は以下の通り。

アンチュラス。
イチオクノホシ。
サウンドオブハート。
ファインチョイス。
プレノタート。
ラシンティランテ。



■トーセンベニザクラの脚質はこの時期では大きな武器

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エピセアローム。
サウンドオブハート。
ファインチョイス。
ラシンティランテ。


このなかで気になるのはサウンドオブハートですかねぇ。
ここで挙げた3つの条件すべてを満たしていますし、
近年阪神ジュベナイルフィリーズで大活躍の関東馬でもあります。

あとは、トーセンベニザクラ。

抽選なしで出走できる組で、1800mでの連対実績がある唯一の馬。
逃げ差し自在の脚質はこの時期では大きな武器となります。


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ジャパンカップダートデータ分析。キーワードは「上がり3ハロン最速馬」。

2011/11/30 14:17
■ラストランを綺麗に終えた馬って・・・

ジャパンカップはブエナビスタが昨年の雪辱を晴らす勝利。
来るとしたら間違いなく今回だろうとは思っていましたが、
やはりメイチの仕上げはここだったようです。

次走がラストランということになりそうですが、
ラストランを綺麗に終えた馬ってディープインパクトぐらいしか
印象がないんだよなぁ。ましてや今年の天皇賞・秋→ジャパンカップは
昨年とは比べ物にならない厳しい競馬だったという。

オルフェーヴルから前残りでの波乱を期待するというのが
有馬記念のスタンスになりそうです。



■ジャパンカップダートにまつわる奇妙なデータとは?

さて、今週はジャパンカップダート。


今や国際G1ということを忘れてしまうほど国内馬によるレースと
なってしまっていますが、ここは2頭をどうするかがすべてでしょう。

昨年のジャパンカップダート覇者・トランセンド。
一昨年のジャパンカップダート覇者・エスポワールシチー。


2頭の一騎討ちというのが現状の評価となっていて、
「どちらが先着するか」が最大の焦点となっている模様。
ただ、ジャパンカップダートにはこんなデータもあるんですよね。

過去10年の1番人気馬成績【5・3・2・0】
過去10年の2番人気馬成績【0・0・0・10】

よくぞまあここまで極端にしてくれたなと。
もちろん例年の1・2番人気馬とは訳が違うのかもしれませんが、
頭の片隅には入れておきたい傾向です。

で、ジャパンカップダートそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.ダートG13着内実績
2.上がり3ハロン最速馬
3.距離短縮馬



■ジャパンカップダートはG1実績がモノを言う

芝に比べてダート路線は馬が長持ちする傾向にありますが、
それゆえ勢いのある上がり馬が実績上位の古豪に歯が立たないという
ケースが多くなっています。

2008年カネヒキリ。
メイショウトウコン。
アドマイヤスバル。

これら6歳以上で3着内に入った馬たちはいずれもG13着内実績馬。
ジャガーメイルの例もありますし、人気薄のG1馬は軽視できません。


今年の出走予定馬中、G13着内実績のある馬は以下の通り。

エスポワールシチー。
ダノンカモン。
テスタマッタ。
トランセンド。



■ジャパンカップダートで欠かせない上がり3ハロン最速馬

ジャパンカップダートを読み解いていく上で欠かせないのが
上がり3ハロン最速馬の存在。

【4・6・4・1】複勝率93.3%

過去10年で見たときに圧倒的な成績を残しています。
これは阪神ダート1800mになってからも同じ。


ダートG1はどんなメンバーが出ようともスローペースになることが
ほとんどなくて、それがこの成績につながっているのかなぁと。
いずれにせよ、切れる馬が有利な舞台であることは間違いないです。


今年の出走予定馬中、上がり3ハロン最速での重賞勝利実績がある馬は以下の通り。

エスポワールシチー。
テスタマッタ。
トランセンド。
ミラクルレジェンド。
ラヴェリータ。
ワンダーアキュート。



■ジャパンカップダートで来る穴馬は距離短縮馬が多い

距離短縮馬も外せません。

穴馬という視点で見たとき、距離短縮馬との相性が非常に良くて。

メイショウトウコン。
ゴールデンチケット。
アドマイヤスバル。


これは先ほどのスローペースにはならないダートG1の性質が
関係しているかと思います。ハイペースで距離短縮馬を狙えというのは
ベタですけど、そんなベタな感じで良いんだと思います。


今年の出走予定馬中、前走から距離短縮で臨む馬は以下の通り。

ソリタリーキング。
トランセンド。
フリソ。
マカニビスティー。
ヤマニンキングリー。



■ミラクルレジェンドはもっとも展開が向きそう

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エスポワールシチー。
テスタマッタ。
トランセンド。


このなかで気になるのはテスタマッタですかねぇ。
阪神ダート1800mは【2・0・1・0】と馬券圏外がない馬ですし、
このなかには重賞勝ちも含まれている。お手馬戻りというのもプラス。

あとは、ミラクルレジェンド。

3連勝はすべて上がり3ハロン最速で、1800mでは【8・1・0・0】。
2頭が潰し合う展開を想定すれば展開がもっとも向く馬でしょう。


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ジャパンカップデータ分析。キーワードは「ミルリーフ」。

2011/11/22 16:21
■エイシンアポロンはすべての要素が味方した

マイルチャンピオンシップはエイシンアポロンが制覇。
枠や展開、馬場とすべてがこの馬に向いた感がありましたが、
このブログでも推奨していた甲斐がありました。

やっぱりこの時期の京都芝はノーザンダンサー系に利があるって
ことなんでしょうね〜。正直この馬が安田記念で来る感じは
まったくしていないので、そこはリアルインパクト&リディルかなぁ。


で、新潟ではアドマイヤコスモスが地方から7連勝で重賞制覇。

距離に壁がありそうなタイプなので宝塚記念or天皇賞・秋が
最大目標になりそうですね。そこでの勝ち負けは別として、
こういう「古馬の上がり馬」って久しぶりだから期待大です。



■今年のジャパンカップはほぼすべての馬が不安を抱えている

さて、今週はジャパンカップ。


昨年に負けず劣らずの豪華メンバーが揃う一戦となりそうですが、
ここでの焦点はただひとつ、国内馬vs外国馬という点。
どちらを上位とするかが2011年ジャパンカップの鍵を握るでしょう。

凱旋門賞馬・デインドリーム。
凱旋門賞2着馬・シャレータ。
鞍上・スミヨンが不気味なサラリンクス。


これに天皇賞・秋組+ヴィクトワールピサ&ウインバリアシオンの
戦いだろうとは思いますが、ほぼすべての馬が不安を抱えています。

トーセンジョーダンは未経験の距離&速い上がりの競馬。
ブエナビスタは年齢から来る衰え。
ヴィクトワールピサはローテーション。
デインドリームは長距離輸送&馬場適性。

おれは荒れるほうで見ているんですが・・・どうなることやら。


で、ジャパンカップそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.前走着順
2.同年のG1連対歴
3.外国人騎手or地方出身騎手
4.ミルリーフ内包馬



■ジャパンカップでは近3走以上着順がモノを言う

何もジャパンカップに限ったことではありませんが、
G1で前走着順が悪かった馬が巻き返すケースはほとんどレア。
それなら例え人気はなくとも前走着順の良い馬を重視したいところ。

スクリーンヒーロー。
レッドディザイア。
ドリームパスポート。

近年のジャパンカップで穴をあけた馬の多くは近3走以上続けて
馬券圏内を確保していた馬。反対に2戦続けて崩れてしまった馬は
よほどの上積みがない限り一変というのは難しいでしょう。


今年の出走予定馬中、近3走以上続けて馬券圏内という馬は以下の通り。

ヴィクトワールピサ。
ウインバリアシオン。
シャレータ。
デインドリーム。



■ジャパンカップでは同年のG1連対歴が重要

また、同年のG1連対歴も外せないところ。


前走着順に関係なく巻き返した馬は以下の通りですが、
すべて同年のG1連対歴があったんですよね。

ウオッカ。
アドマイヤムーン。
ハーツクライ。
コスモバルク。

そして、これらの馬は2戦連続で凡走していませんでした。
さらに不利を受けたアドマイヤムーンや距離不適のハーツクライ、
コスモバルクなど「いわくつき」の負け方だった点は見逃せません。


今年の出走予定馬中、同年のG1連対歴がある馬は以下の通り。

ヴィクトワールピサ。
ウインバリアシオン。
エイシンフラッシュ。
サラリンクス。
シャレータ。
デインドリーム。
トーセンジョーダン。
ヒルノダムール。
ブエナビスタ。
ミッションアプルーヴド。



■ジャパンカップは「人」で決まっている

「人」という観点で強調したいのは外国人騎手or地方出身騎手。

過去10年のジャパンカップで馬券圏内に入った30頭中22頭までもが
外国人騎手or地方出身騎手騎乗馬でした。これはちょっと異常です。


これを騎手のレベルで片付けるのは強引なので補足しておくと、
単純に良い馬=勝負になりそうな馬が上記騎手に集中していると
捉えたほうが良いでしょうね。現に武豊騎手は近5年で2勝しています。


今年の出走予定馬中、外国人騎手or地方出身騎手騎乗予定馬は以下の通り。

ヴィクトワールピサ。
ウインバリアシオン。
サラリンクス。
シャレータ。
デインドリーム。
トーセンジョーダン。
ブエナビスタ。
ミッションアプルーヴド。
ローズキングダム。



■ミルリーフ内包馬はジャパンカップで大穴を連発

最後に挙げたいのが、ミルリーフ内包馬について。


東京芝2400mはミルリーフ内包馬との相性が非常に良く、
ここで行われるG1ではホントに良く馬券圏内に入っています。

ローズキングダム。
インディジェナス。
ピルサドスキー。
シングスピール。
コタシャーン。

お気づきだと思いますが、外国馬ばっかりですよね。
いわゆる「欧州血統」というヤツですが、この血統と東京芝が合う
タイミングが年に何回かあって。それが今回はわかりませんが・・・

ただ、それが今回だとすると、穴をあける可能性は捨てきれません。


今年の出走予定馬で、ミルリーフ内包馬は以下の通り。

サラリンクス。
シャレータ。
ローズキングダム。



■ブエナビスタは明らかにここが最大の勝負

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

ヴィクトワールピサ。
ウインバリアシオン。
サラリンクス。
シャレータ。
デインドリーム。


このなかで気になるのはシャレータですかねぇ。
ここで挙げた4つの条件を唯一満たしていますし、
鞍上のルメールはジャパンカップで1勝2着2回と好相性。
逃げ・先行馬が皆無ということで、展開面もプラスです。


あとは、ブエナビスタ。

適性を考えると、間違いなく有馬記念よりジャパンカップでしょう。
それならここがメイチの仕上げであることは容易に想像できます。


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マイルチャンピオンシップデータ分析。キーワードは「父ノーザンダンサー系」。

2011/11/16 16:31
■アヴェンチュラは不運としか言いようが・・・

エリザベス女王杯はスノーフェアリーがすんごい脚で連覇達成。
久々に競馬を見ていて度肝を抜かれました。

骨折が判明したアヴェンチュラは不運としか言いようが・・・
普通であれば勝てた競馬ですし、京都外回りも問題なかった。
なんなら有馬記念でも面白いと思っていた矢先でした。


で、武蔵野Sではまたしても勝ち切れなかったダノンカモン。

ここを勝てなきゃもう勝つところが浮かばないんだよなぁ。
展開バッチリ、斤量にも恵まれたのに差されちゃうっていう。

阪神ダート1800mはさすがに違うだろうし、
来年のフェブラリーで2or3着狙いが妥当な気がしています。



■今年のマイルチャンピオンシップは人気馬に不安なし?

さて、今週はマイルチャンピオンシップ。

昨年は大荒れの決着となったレースですが、
今年は有力馬が完璧なステップを踏んでいます。

毎日王冠2着から臨むリアルインパクト。
スワンS楽勝から臨むリディル。
富士Sをきっちり勝ち切ったエイシンアポロン。
そして3年連続同じステップで臨む外国馬・サプレザ

ぶっちゃけこの4頭中3頭以上が飛ぶのは考えにくいんですが、
展開面に左右されやすかったり馬場に左右されたりという
不安点がないわけでもないんですね。
デュランダルやダイワメジャーといったレベルと比較すると・・・


で、マイルチャンピオンシップそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1. 1800m以上重賞連対歴
2.同年での重賞勝利実績
3.叩き2〜3戦目
4.父ノーザンダンサー系



■マイルチャンピオンシップは+200mをこなせるスタミナが要求される

京都外回り・芝1600mで行われるマイルチャンピオンシップ。
その独特なコース形態ゆえ+200mをこなせるスタミナが要求されます。

カンパニー。
ブルーメンブラット。
ダイワメジャー。
ハットトリック。

2着まで範囲を広げてもダンスインザムードやエイシンプレストンなど
1800m以上の重賞での好走実績がある馬がほとんど。
なかでも毎日王冠&府中牝馬Sという東京芝1800mの2レース経由は
好走率が極めて高いものとなっています。


反対に、スワンS経由組は過去10年で【1・1・5・33】と不振傾向。
3着が多いのがミソで、高速馬場&イン伸び馬場なら
リキアイタイカンやシンボリグラン、ファイングレインのような
人気薄の激走が期待できるんですけどね。


今年の出走予定馬中、芝1800m以上重賞連対歴のある馬は以下の通り。

エイシンアポロン。
キョウワジャンヌ。
シルポート。
スマイルジャック。
ミッキードリーム。
リアルインパクト。
レインボーペガサス。



■マイルチャンピオンシップは同年での重賞勝利実績が重要

意外なところで強調しておきたいのが、同年での重賞勝利実績。

昨年は準オープンから勝ち上がったばかりのゴールスキーが
3着に入る好走を見せましたが、あれはレア中のレア。
本来は重賞勝ち馬に分があるレースなんですよね。

エーシンフォワード。
ハットトリック。
トウカイポイント。
ゼンノエルシド。

これらの馬に共通しているのは「同年での重賞勝利実績」があった点。
たとえ人気薄であっても、この傾向は見逃せません。


そして、これらの馬は「いわくつき」の負け方をしていればなおよい。
初の1200mだった馬、前が壁でまったく追えなかった馬・・・
それがこの舞台に替わって巻き返すというのが激走パターンです。


今年の出走予定馬中、同年での重賞勝利実績がある馬は以下の通り。

イモータルヴァース。
エイシンアポロン。
グランプリボス。
サプレザ。
シルポート。
スマイルジャック。
フィフスペトル。
ブリッツェン。
マルセリーナ。
ミッキードリーム。
リアルインパクト。
リディル。
レインボーペガサス。



■マイルチャンピオンシップでの「鉄板ローテ」は叩き2〜3戦目

ローテーションでは、叩き2〜3戦目で臨む馬。

過去10年のマイルチャンピオンシップでこのローテが8勝と、
他を寄せ付けない「鉄板ローテ」となっています。


これは当然と言えば当然なんですけど、夏からずっと使われた馬は
さすがにこの時期は調子を落としてしまいますよね。
仮に夏競馬を使ったのであれば、そこから10月のレースまでは
使わないというのが好走条件とも言えるでしょう。


今年の出走予定馬で、叩き2〜3戦目で臨む馬は・・・
ちょっと多すぎるので、それに該当しない馬=危険な馬を挙げておきます。

イモータルヴァース。
キョウワジャンヌ。
サプレザ。
ミッキードリーム。
レインボーペガサス。



■父ノーザンダンサー系は京都外回りG1で大穴を連発

最後に挙げたいのが、父ノーザンダンサー系を持つ馬について。

京都外回りは父ノーザンダンサー系との相性が非常に良く、
ここで行われるG1の大穴はほとんどこの系統なんですよね。

メイショウテゾロ。
マイネルデスポット。
イングランディーレ。
エーシンフォワード。


東京芝1600mの安田記念はこの血を持つことがマイナスに
働くことが多いんですが(エイシンプレストンなど)、
スピード+持久力が求められる京都外回りではこの血がプラスになると。
これは東京向きの一瞬のキレ味は要らないよという裏返しでもあります。


今年の出走予定馬で、父ノーザンダンサー系の馬は以下の通り。

イモータルヴァース。
エイシンアポロン。
エーシンフォワード。
シルポート。
ライブコンサート。



■シルポートは京都外回り・芝1600m以上で2戦2勝

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

イモータルヴァース。
エイシンアポロン。
シルポート。
リアルインパクト。

このなかで気になるのはエイシンアポロンですかねぇ。
ここで挙げた4つの条件を唯一満たしていますし、
京都外回りコースもデイリー杯2歳S2着の実績があると。


あとは、シルポート。

都大路S、京都金杯と京都外回り・芝1600m以上では2戦2勝。
近4走が【0・1・0・6】と良績のない斤量58kgだった点から、
京都外回り替わり&斤量47kgで臨む今回は怖い1頭です。


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