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京都牝馬S分析。キーワードは「馬場の入れ替わり」。

2012/01/25 22:52
■やっぱり「ゆとりローテ」だったヒラボクキング

先週の平安Sはヒラボクキングがエスポワールシチーを破る大金星。

メルマガではヒラボクキングを3番手評価としていたんですけど、
まさか勝ち切るまでは思いませんでした。
そしてこの馬も去年からずっと言い続けている「ゆとりローテ」。

重賞に限らず、最近はこのローテにハマる馬を見つける作業ですね。



■牝馬限定重賞はその路線のヌシがいる

さて、今週は京都牝馬S。

シルクロードSがロードカナロア&エーシンの2頭、
根岸Sがほとんど去年の再戦ということで、
あえて牝馬限定戦の重賞を選択しました。だって、荒れそうだしw

牝馬限定重賞はその路線のヌシがいるわけなんですけど、
それぞれ上手いことジャンル分けができているんですよね。

・ローカル1800〜2000m型(フミノイマージン、コスモネモシン)
・直線の長いコース型(レディアルバローザ、ショウリュウムーン)

だからこそ毎回勝ち馬・好走馬が違ってくると。
その結果、荒れるレースが多くなるのは言うまでもないですね。


で、京都牝馬Sをデータで分析したとき、以下のポイントが重要となります。

1.近走差し届かずだった馬
2.地方出身騎手・外国人騎手
3.中距離タイプの逃げ・先行馬
4.父ノーザンダンサー系



■京都牝馬SはA→Bコース替りが鍵となる

連続開催2日目に行われる京都牝馬S。
ここでの大きな特徴はA→Bコース替り。

Aコースで行われる1月京都開催は超のつくイン有利馬場で、
逃げ切り&内枠を引いた馬の天下となっていました。

京都金杯のマイネルラクリマ。
シンザン記念のマイネルアトラクト。
日経新春杯のマカニビスティー。

ただ、昨年はシルクロードS、京都牝馬Sと差し馬が一気に台頭。
馬場の逆転現象には注意したいところです。


今年の出走予定馬中、前走上がり3ハロン3位以内の脚を使い、
差し届かずだった馬は以下の通り。

コスモネモシン。
サワヤカラスカル。
ダンスファンタジア。
ビッグスマイル。



■京都牝馬Sは地方出身騎手or外国人騎手の独壇場

さきほど京都金杯〜日経新春杯で挙げた3頭。
実はマイネルラクリマを除く2頭には共通点がありました。

それは「地方出身騎手騎乗」であること。

過去このレースを2度制している岩田騎手をはじめ、
安藤勝騎手、さらにデムーロ騎手といった外国人騎手が
大得意とするのが京都芝外回り・1600mという条件。
なかでも岩田騎手は乗り馬がいたら押さえておけというレベル。


今年の出走予定馬中、地方出身騎手or外国人騎手騎乗馬は以下の通り。

エリンコート。
ドナウブルー。



■京都牝馬Sは長めの距離適性を持つ先行馬が怖い

差し届かずの馬が良いという話をさきほどしましたが、
その一方で中距離タイプの先行馬も外せません。

チアズメッセージ。
マイネサマンサ。
ザレマ。

差しが届く馬場ということは、スタミナ>スピード寄りということ。
そういう馬場では長めの距離適性を持つ先行馬も狙いたいところです。


今年の出走予定馬中、中距離タイプの先行馬は以下の通り。

アスカトップレディ。
エリンコート。
エーシンリターンズ。
スイートマトルーフ。
ドナウブルー。
プロヴィナージュ。



■京都牝馬Sは父ノーザンダンサー系との相性が良い

最後に挙げたいのが血統面。
京都牝馬Sは父ノーザンダンサー系との相性が良いレースでもあります。

2008年勝ち馬・チェレブリタ。
2009年2着馬・ベストロケーション。
2010年3着馬・サングレアズール。

これは馬場云々よりも、京都芝外回り・1600mとの相性でしょう。
同じ条件で行われるマイルチャンピオンシップは父ノーザンダンサー系が
穴をあける条件ですし、それは京都金杯も同じ。


今年の出走予定馬中、父ノーザンダンサー系の馬は以下の通り。

サワヤカラスカル。
スプリングサンダー。
ダンスファンタジア。
プロヴィナージュ。
レジェトウショウ。



■ドナウブルーは直線平坦コース【3・0・1・1】

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エリンコート。
サワヤカラスカル。
ダンスファンタジア。
ドナウブルー。
プロヴィナージュ。


このなかで気になるのはドナウブルーですかねぇ。
直線平坦コースは【3・0・1・1】と大崩れがない馬ですし、
唯一馬券圏外に敗れたレースも超ハイレベルなシンザン記念。
超イン有利の馬場で外枠を引いて5着なら度外視できる内容です。


あとは、プロヴィナージュ。

ダート→芝替りでは【1・0・1・1】と好走歴が多く、
この中には秋華賞3着も含まれています。
また、地方交流重賞からの連闘ですが、中2週以内時は秋華賞3着、
阪神牝馬S4着と重賞でも好勝負をしている点が何とも不気味です。


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平安Sデータ分析。キーワードは「逃げ・先行馬」。

2012/01/16 18:05
■2012年京成杯はハイレベルレース

京成杯はベストディールが見事に突き抜け勝利。
厩舎といい騎手といい、マツリダゴッホにしか見えません。

後半1000mがどんどん速くなっていったハイレベルレースだけに、
勝ち馬はもちろんのこと4着アーデントまでは何らかの結果を
出しそうな気がします。この春以内に。


・・・あ、申し遅れましたがあけましておめでとうございますw



■AJCCはどう考えもガチガチな気が・・・

さて、今週は平安S。

AJCCがどう考えもガチガチな決着しか見えてこないので、
あえてコッチを取り上げました。川崎記念と両睨みな馬もいますが、
とりあえずは出走登録を行っているメンバーで分析していきます。

で、平安Sをデータで分析すると、以下要素が重要です。

1.前走勝ち馬
2.逃げ・先行馬
3.リピーター
4.ロベルト系



■平安Sの好走パターンは「冬の上がり馬」

よく「夏の上がり馬」という言葉を耳にしますが、
実は「冬の上がり馬」というのも存在するんですよね。


そもそも夏の上がり馬というのは相手関係もそうですが、
その時期を得意とするがゆえに起こるもの。
で、その理屈は冬にも当てはまるんですよね。

タガノゲルニカ。
タイムパラドックス。
ブラックコンドル。

冬のダートでグングン成績を上げた勢いそのままに
好走するというのが平安Sの好走パターンになっています。


今年の出走予定馬中、今秋以降3戦以上連続で馬券圏内に
入っている、もしくは連勝中の「冬の上がり馬」は以下の通り。

アドマイヤロイヤル。
グランドシチー。
シルクシュナイダー。



■平安Sは逃げ・先行馬の天下

上がり馬以上に注目したいのが、逃げ・先行馬。


京都ダート1800mはかなり前が有利なコースですが、
それは平安Sも例外ではありません。
過去10年で逃げ・先行馬が7勝2着7回。

なかでも注目したいのが距離短縮で臨む先行馬で、
スマートボーイやクーリンガー、クワイエットデイなど
配当的妙味のある馬が多く馬券に絡んでいます。
平安Sで波乱を期待するならこの組でしょう。


今年の出走予定馬中、距離短縮で臨む先行馬は以下の通り。

キクノアポロ。
タカオノボル。
ニホンピロアワーズ。



■平安Sはリピーターご用達のレース

リピーターも外せません。


平安Sに限らず、夏と冬の重賞ではリピーターご用達なんですが、
過去の好走馬を見ても、またこの馬か〜という馬がズラリ。

スマートボーイ。
クーリンガー。
ダイシンオレンジ。
メイショウトウコン。

「前年の好走馬を狙え」というのは単純かつ見落としがちなので、
この時期特に注意したい好走パターンです。
ちなみにこれは「前年の同時期に勝利実績あり」も含みます。


今年の出走予定馬中、上記の条件に当てはまる馬は以下の通り。

インバルコ。
エスポワールシチー。
キクノアポロ。
グランドシチー。
シルクシュナイダー。
タカオノボル。
ピイラニハイウェイ。
レーザーバレット。



■平安Sはロベルト系と好相性

最後に挙げておきたいのが血統面。


冬のダートは重く、時計がかかる傾向にあります。
そして、そういった馬場を得意とするのがロベルト系。

タガノゲルニカ(父ブライアンズタイム)。
タイムパラドックス(父ブライアンズタイム)。
マイネルブライアン(父ブライアンズタイム)。
メイショウトウコン(父マヤノトップガン)。

過去10年でこれだけの連対馬を輩出しています。
冬のダートでは特に注意しておきたい血統なんですよね。


今年の出走予定馬中、父or母父にロベルト系を持つ馬は以下の通り。

エスポワールシチー。
グランドシチー。
サイレントメロディ。
シルクシュナイダー。
マイネルアワグラス。
レーザーバレット。



■キクノアポロは渋ったダートで【3・1・1・0】

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エスポワールシチー。
キクノアポロ。
グランドシチー。
シルクシュナイダー。
タカオノボル。
レーザーバレット。


このなかで気になるのはキクノアポロですかねぇ。
距離短縮で臨む先行馬である点、冬の実績がある点は大きな武器。
さらに渋ったダートが想定される点も稍重【3・1・1・0】の同馬に
とってアドバンテージになるでしょう。

あとは、トウショウフリーク。

ジャパンカップダートはさすがに敷居が高すぎましたが、
京都ダートでは4戦3勝2着1回と連対率100%。
内枠を引いてすんなり逃げることができれば巻き返しの余地はあります。


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有馬記念データ分析。キーワードは「トニービンorノーザンテースト」。

2011/12/20 20:11
■アルフレードは東京だと・・・?

朝日杯フューチュリティSはアルフレードが無傷の3連勝でG1制覇。
雄大な馬格といい抜け出す時の力強さといいシンボリクリスエスそっくり。
久々に重厚感のある大物が誕生した瞬間を見ました。

ただ、そうは言っても気がかりなのは父シンボリクリスエスという点。
サンカルロやサクセスブロッケンなど好走できる条件が狭く、
アルフレードとてマイラーである可能性は否定できません。


皐月賞までは何とかなりそうですが、また別次元の瞬発力を
求められる東京芝が向く感じはあんまりしないかなぁ。



■有馬記念で見つけたい、見逃している穴馬

さて、今週は有馬記念。


三冠馬に去年の年度代表馬、今年の古馬王道G1を制した馬まで
G1馬10頭がズラリと顔をそろえる豪華な一戦。

ジャパンカップ組vsオルフェーヴル&アーネストリーという構図が
濃厚ですが、ジャガーメイルやペルーサのようにある意味常識を
覆すローテーション・前走着順から臨んだ馬の激走が目立つ
今年の傾向から、見逃してしまっている穴馬がいるかもしません。


で、有馬記念そのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.ゆとりローテ
2.同年冬の重賞勝利実績
3.トニービンorノーザンテースト



■有馬記念は「ゆとりローテ」馬の天下

このブログで何度も取り上げている「ゆとりローテ」ですが、
これって有馬記念のためにあるようなものなんですよね。


マンハッタンカフェ。
マツリダゴッホ。
ダイワスカーレット。
ドリームジャーニー。


過去10年の有馬記念において、ジャパンカップをスキップした馬が
これだけ勝っています。東京でのG1はマイル適性が求められ、
それゆえコーナーの多い小回りコースを得意とする馬が
まったく走れないコース。それはマツリダゴッホが証明済み。


今年の出走予定馬中、ゆとりローテで臨む馬は以下の通り。

アーネストリー。
オルフェーヴル。
ヒルノダムール。
ルーラーシップ。



■有馬記念で欠かせない同年冬の重賞勝利実績

意外と見落としがちなのが、同年冬の重賞勝利実績。

中山に限らず、冬の芝は野芝の冬枯れを防ぐため洋芝をオーバーシード
した状態で施行されます。それゆえオール野芝の9月中山開催と
比較して時計・上がりともにかかる競馬となります。


アメリカンボス。
アドマイヤモナーク。
エアシェイディ。
トゥザグローリー。


これら人気薄で激走した馬は同年冬の芝重賞勝利実績があった馬。
リピーターは競馬場だけじゃなく、季節もあることを忘れてはいけません。


今年の出走予定馬中、同年冬の芝重賞勝利実績がある馬は以下の通り。

ヴィクトワールピサ。
オルフェーヴル。
トゥザグローリー。
トーセンジョーダン。
ルーラーシップ。
レッドデイヴィス。



■有馬記念で来る血統には偏りがある

最後に挙げておきたいのが血統面。

非根幹距離で行われる有馬記念は血統の偏りが激しく、
またそれが人気薄による波乱決着を生み出しています。

特に強調しておきたいのがトニービン&ノーザンテーストで、
過去10年でこれだけの好走馬を輩出しています。


エアシェイディ(母父ノーザンテースト)。
ダイワメジャー&スカーレット(母父ノーザンテースト)。
アドマイヤモナーク(母父トニービン)。
ハーツクライ(母父トニービン)。
リンカーン(母父トニービン)。


これも先ほど言った時計のかかる冬の芝という点が
関係しているのでしょう。
だって、この血統は洋芝の北海道でも走っているし。


今年の出走予定馬中、これに該当する馬は以下の通り。

アーネストリー。
ジャガーメイル。
トーセンジョーダン。
ルーラーシップ。
レッドデイヴィス。



■穴をあける要素が揃っている大阪杯1,3着馬

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アーネストリー。
オルフェーヴル。
トーセンジョーダン。
ルーラーシップ。
レッドデイヴィス。


このなかで気になるのはトーセンジョーダンですかねぇ。
冬の中山芝重賞での勝ち鞍がありますし、
血統に関しては父も母父も有馬記念に強いという。


あとは、エイシンフラッシュ&ヒルノダムール。

前者は先行馬総崩れ・外差し決着の2走前が内枠から先行、
前残り・イン有利馬場の前走が外枠から後方待機とチグハグな競馬。
有馬記念とリンクしやすい宝塚記念でブエナビスタとタイム差なしなら
十分勝負になります。

後者はエイシンフラッシュに内回りコースの皐月賞、大阪杯で先着。
ジャパンカップを回避したローテも消耗度を考えればプラスでしょう。


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阪神ジュベナイルフィリーズデータ分析。キーワードは「東京芝2400m」。

2011/12/07 14:08
■トランセンドはもう逆らえないかなぁ・・・

ジャパンカップダートはトランセンドがあっさり連覇達成。
1コーナーで行き切った時点で完全に勝負アリでしたね。

スマートファルコンとか昔で言うクロフネみたいな圧倒的強さは
正直感じないんですけど、もしかしたら乗っている騎手もそう
思っているのかもしれませんね〜。


あ、これは藤田騎手がってことじゃなくて他の騎手がってこと。
それだけ油断させてしまう存在なんだけど、終わってみれば誰も
トランセンドを捕まえることができないっていう。

この雰囲気だとフェブラリーSでも不安説が出ると思いますが、
さすがにもう逆らえないかなぁ。



■阪神ジュベナイルフィリーズで見極めたい「まだ見ぬ距離適性」

さて、今週は阪神ジュベナイルフィリーズ。


勝ち馬には翌年のクラシック戦線の軸が保証されるレースですが、
今年はこの馬だろうという確たる馬が存在しなくて。

過去の勝ち馬のほとんどがオークスorダービーを制している点から、
「まだ見ぬ距離適性」を推し図って考えたほうがよさそうです。


で、阪神ジュベナイルフィリーズそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.1600〜1800m実績
2.牡馬混合オープン実績
3.東京芝2400m血統



■阪神ジュベナイルフィリーズは「いかにもオークス向き」が怖い

阪神芝外回り・1600mという舞台に施行条件変更以後、
勝ち馬の傾向がガラリと変わった阪神ジュベナイルフィリーズ。

以前はテイエムオーシャンやアローキャリーといった
「いかにも桜花賞向き」な馬が好走していましたが、今では
「いかにもオークス向き」な馬の好走が目立っています。

ウオッカ。
トールポピー。
ブエナビスタ。


これらの馬はのちに東京芝2400mG1を勝っています。
2歳牝馬が阪神芝外回り・1600mのG1を制するということは
それだけ強靭なスタミナを求められるということでしょう。
1600m以上の距離実績は外せません。


今年の出走予定馬中、1600m以上での連対実績がある馬は以下の通り。

エピセアローム。
サウンドオブハート。
トーセンベニザクラ。
ラシンティランテ。



■阪神ジュベナイルフィリーズで欠かせない牡馬混合オープン実績

さらに重要なのが、牡馬混合オープン実績。

この時期は牡馬との対戦がまだまだ盛んですが、
牡馬のほうが上とまでは言わなくとも牝馬のほうが強いとも
言い切れません。だったら両方まとめて倒していれば良い。


ホエールキャプチャはオルフェーヴルを。
アニメイトバイオはダッシャーゴーゴーを。

それぞれ強豪牡馬を撃破したことで経験値を得ており、
結果として阪神ジュベナイルフィリーズで2着に入りました。


今年の出走予定馬中、牡馬混合オープン連対実績がある馬は以下の通り。

アイムユアーズ。
アラフネ。
エイシンキンチェム。
エピセアローム。
サウンドオブハート。
ファインチョイス。



■阪神ジュベナイルフィリーズで来る血統には偏りがある

最後に挙げておきたいのが東京芝2400m血統という項目。

過去の勝ち馬の父を見れば明らかですが、自身もしくは産駒が
東京芝2400mG1勝ち馬だったor輩出していました。
これは2・3着馬も同様です。

そもそも阪神芝外回り・1600mは血統に偏りのあるコースで、
サンデー系+キングカメハメハor母父サンデーサイレンスという
馬の天下。それが阪神ジュベナイルフィリーズでの血統の偏りを
生み出しているのでしょう。


今年の出走予定馬中、これに該当する馬は以下の通り。

アンチュラス。
イチオクノホシ。
サウンドオブハート。
ファインチョイス。
プレノタート。
ラシンティランテ。



■トーセンベニザクラの脚質はこの時期では大きな武器

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エピセアローム。
サウンドオブハート。
ファインチョイス。
ラシンティランテ。


このなかで気になるのはサウンドオブハートですかねぇ。
ここで挙げた3つの条件すべてを満たしていますし、
近年阪神ジュベナイルフィリーズで大活躍の関東馬でもあります。

あとは、トーセンベニザクラ。

抽選なしで出走できる組で、1800mでの連対実績がある唯一の馬。
逃げ差し自在の脚質はこの時期では大きな武器となります。


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ジャパンカップダートデータ分析。キーワードは「上がり3ハロン最速馬」。

2011/11/30 14:17
■ラストランを綺麗に終えた馬って・・・

ジャパンカップはブエナビスタが昨年の雪辱を晴らす勝利。
来るとしたら間違いなく今回だろうとは思っていましたが、
やはりメイチの仕上げはここだったようです。

次走がラストランということになりそうですが、
ラストランを綺麗に終えた馬ってディープインパクトぐらいしか
印象がないんだよなぁ。ましてや今年の天皇賞・秋→ジャパンカップは
昨年とは比べ物にならない厳しい競馬だったという。

オルフェーヴルから前残りでの波乱を期待するというのが
有馬記念のスタンスになりそうです。



■ジャパンカップダートにまつわる奇妙なデータとは?

さて、今週はジャパンカップダート。


今や国際G1ということを忘れてしまうほど国内馬によるレースと
なってしまっていますが、ここは2頭をどうするかがすべてでしょう。

昨年のジャパンカップダート覇者・トランセンド。
一昨年のジャパンカップダート覇者・エスポワールシチー。


2頭の一騎討ちというのが現状の評価となっていて、
「どちらが先着するか」が最大の焦点となっている模様。
ただ、ジャパンカップダートにはこんなデータもあるんですよね。

過去10年の1番人気馬成績【5・3・2・0】
過去10年の2番人気馬成績【0・0・0・10】

よくぞまあここまで極端にしてくれたなと。
もちろん例年の1・2番人気馬とは訳が違うのかもしれませんが、
頭の片隅には入れておきたい傾向です。

で、ジャパンカップダートそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.ダートG13着内実績
2.上がり3ハロン最速馬
3.距離短縮馬



■ジャパンカップダートはG1実績がモノを言う

芝に比べてダート路線は馬が長持ちする傾向にありますが、
それゆえ勢いのある上がり馬が実績上位の古豪に歯が立たないという
ケースが多くなっています。

2008年カネヒキリ。
メイショウトウコン。
アドマイヤスバル。

これら6歳以上で3着内に入った馬たちはいずれもG13着内実績馬。
ジャガーメイルの例もありますし、人気薄のG1馬は軽視できません。


今年の出走予定馬中、G13着内実績のある馬は以下の通り。

エスポワールシチー。
ダノンカモン。
テスタマッタ。
トランセンド。



■ジャパンカップダートで欠かせない上がり3ハロン最速馬

ジャパンカップダートを読み解いていく上で欠かせないのが
上がり3ハロン最速馬の存在。

【4・6・4・1】複勝率93.3%

過去10年で見たときに圧倒的な成績を残しています。
これは阪神ダート1800mになってからも同じ。


ダートG1はどんなメンバーが出ようともスローペースになることが
ほとんどなくて、それがこの成績につながっているのかなぁと。
いずれにせよ、切れる馬が有利な舞台であることは間違いないです。


今年の出走予定馬中、上がり3ハロン最速での重賞勝利実績がある馬は以下の通り。

エスポワールシチー。
テスタマッタ。
トランセンド。
ミラクルレジェンド。
ラヴェリータ。
ワンダーアキュート。



■ジャパンカップダートで来る穴馬は距離短縮馬が多い

距離短縮馬も外せません。

穴馬という視点で見たとき、距離短縮馬との相性が非常に良くて。

メイショウトウコン。
ゴールデンチケット。
アドマイヤスバル。


これは先ほどのスローペースにはならないダートG1の性質が
関係しているかと思います。ハイペースで距離短縮馬を狙えというのは
ベタですけど、そんなベタな感じで良いんだと思います。


今年の出走予定馬中、前走から距離短縮で臨む馬は以下の通り。

ソリタリーキング。
トランセンド。
フリソ。
マカニビスティー。
ヤマニンキングリー。



■ミラクルレジェンドはもっとも展開が向きそう

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エスポワールシチー。
テスタマッタ。
トランセンド。


このなかで気になるのはテスタマッタですかねぇ。
阪神ダート1800mは【2・0・1・0】と馬券圏外がない馬ですし、
このなかには重賞勝ちも含まれている。お手馬戻りというのもプラス。

あとは、ミラクルレジェンド。

3連勝はすべて上がり3ハロン最速で、1800mでは【8・1・0・0】。
2頭が潰し合う展開を想定すれば展開がもっとも向く馬でしょう。


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ジャパンカップデータ分析。キーワードは「ミルリーフ」。

2011/11/22 16:21
■エイシンアポロンはすべての要素が味方した

マイルチャンピオンシップはエイシンアポロンが制覇。
枠や展開、馬場とすべてがこの馬に向いた感がありましたが、
このブログでも推奨していた甲斐がありました。

やっぱりこの時期の京都芝はノーザンダンサー系に利があるって
ことなんでしょうね〜。正直この馬が安田記念で来る感じは
まったくしていないので、そこはリアルインパクト&リディルかなぁ。


で、新潟ではアドマイヤコスモスが地方から7連勝で重賞制覇。

距離に壁がありそうなタイプなので宝塚記念or天皇賞・秋が
最大目標になりそうですね。そこでの勝ち負けは別として、
こういう「古馬の上がり馬」って久しぶりだから期待大です。



■今年のジャパンカップはほぼすべての馬が不安を抱えている

さて、今週はジャパンカップ。


昨年に負けず劣らずの豪華メンバーが揃う一戦となりそうですが、
ここでの焦点はただひとつ、国内馬vs外国馬という点。
どちらを上位とするかが2011年ジャパンカップの鍵を握るでしょう。

凱旋門賞馬・デインドリーム。
凱旋門賞2着馬・シャレータ。
鞍上・スミヨンが不気味なサラリンクス。


これに天皇賞・秋組+ヴィクトワールピサ&ウインバリアシオンの
戦いだろうとは思いますが、ほぼすべての馬が不安を抱えています。

トーセンジョーダンは未経験の距離&速い上がりの競馬。
ブエナビスタは年齢から来る衰え。
ヴィクトワールピサはローテーション。
デインドリームは長距離輸送&馬場適性。

おれは荒れるほうで見ているんですが・・・どうなることやら。


で、ジャパンカップそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.前走着順
2.同年のG1連対歴
3.外国人騎手or地方出身騎手
4.ミルリーフ内包馬



■ジャパンカップでは近3走以上着順がモノを言う

何もジャパンカップに限ったことではありませんが、
G1で前走着順が悪かった馬が巻き返すケースはほとんどレア。
それなら例え人気はなくとも前走着順の良い馬を重視したいところ。

スクリーンヒーロー。
レッドディザイア。
ドリームパスポート。

近年のジャパンカップで穴をあけた馬の多くは近3走以上続けて
馬券圏内を確保していた馬。反対に2戦続けて崩れてしまった馬は
よほどの上積みがない限り一変というのは難しいでしょう。


今年の出走予定馬中、近3走以上続けて馬券圏内という馬は以下の通り。

ヴィクトワールピサ。
ウインバリアシオン。
シャレータ。
デインドリーム。



■ジャパンカップでは同年のG1連対歴が重要

また、同年のG1連対歴も外せないところ。


前走着順に関係なく巻き返した馬は以下の通りですが、
すべて同年のG1連対歴があったんですよね。

ウオッカ。
アドマイヤムーン。
ハーツクライ。
コスモバルク。

そして、これらの馬は2戦連続で凡走していませんでした。
さらに不利を受けたアドマイヤムーンや距離不適のハーツクライ、
コスモバルクなど「いわくつき」の負け方だった点は見逃せません。


今年の出走予定馬中、同年のG1連対歴がある馬は以下の通り。

ヴィクトワールピサ。
ウインバリアシオン。
エイシンフラッシュ。
サラリンクス。
シャレータ。
デインドリーム。
トーセンジョーダン。
ヒルノダムール。
ブエナビスタ。
ミッションアプルーヴド。



■ジャパンカップは「人」で決まっている

「人」という観点で強調したいのは外国人騎手or地方出身騎手。

過去10年のジャパンカップで馬券圏内に入った30頭中22頭までもが
外国人騎手or地方出身騎手騎乗馬でした。これはちょっと異常です。


これを騎手のレベルで片付けるのは強引なので補足しておくと、
単純に良い馬=勝負になりそうな馬が上記騎手に集中していると
捉えたほうが良いでしょうね。現に武豊騎手は近5年で2勝しています。


今年の出走予定馬中、外国人騎手or地方出身騎手騎乗予定馬は以下の通り。

ヴィクトワールピサ。
ウインバリアシオン。
サラリンクス。
シャレータ。
デインドリーム。
トーセンジョーダン。
ブエナビスタ。
ミッションアプルーヴド。
ローズキングダム。



■ミルリーフ内包馬はジャパンカップで大穴を連発

最後に挙げたいのが、ミルリーフ内包馬について。


東京芝2400mはミルリーフ内包馬との相性が非常に良く、
ここで行われるG1ではホントに良く馬券圏内に入っています。

ローズキングダム。
インディジェナス。
ピルサドスキー。
シングスピール。
コタシャーン。

お気づきだと思いますが、外国馬ばっかりですよね。
いわゆる「欧州血統」というヤツですが、この血統と東京芝が合う
タイミングが年に何回かあって。それが今回はわかりませんが・・・

ただ、それが今回だとすると、穴をあける可能性は捨てきれません。


今年の出走予定馬で、ミルリーフ内包馬は以下の通り。

サラリンクス。
シャレータ。
ローズキングダム。



■ブエナビスタは明らかにここが最大の勝負

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

ヴィクトワールピサ。
ウインバリアシオン。
サラリンクス。
シャレータ。
デインドリーム。


このなかで気になるのはシャレータですかねぇ。
ここで挙げた4つの条件を唯一満たしていますし、
鞍上のルメールはジャパンカップで1勝2着2回と好相性。
逃げ・先行馬が皆無ということで、展開面もプラスです。


あとは、ブエナビスタ。

適性を考えると、間違いなく有馬記念よりジャパンカップでしょう。
それならここがメイチの仕上げであることは容易に想像できます。


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マイルチャンピオンシップデータ分析。キーワードは「父ノーザンダンサー系」。

2011/11/16 16:31
■アヴェンチュラは不運としか言いようが・・・

エリザベス女王杯はスノーフェアリーがすんごい脚で連覇達成。
久々に競馬を見ていて度肝を抜かれました。

骨折が判明したアヴェンチュラは不運としか言いようが・・・
普通であれば勝てた競馬ですし、京都外回りも問題なかった。
なんなら有馬記念でも面白いと思っていた矢先でした。


で、武蔵野Sではまたしても勝ち切れなかったダノンカモン。

ここを勝てなきゃもう勝つところが浮かばないんだよなぁ。
展開バッチリ、斤量にも恵まれたのに差されちゃうっていう。

阪神ダート1800mはさすがに違うだろうし、
来年のフェブラリーで2or3着狙いが妥当な気がしています。



■今年のマイルチャンピオンシップは人気馬に不安なし?

さて、今週はマイルチャンピオンシップ。

昨年は大荒れの決着となったレースですが、
今年は有力馬が完璧なステップを踏んでいます。

毎日王冠2着から臨むリアルインパクト。
スワンS楽勝から臨むリディル。
富士Sをきっちり勝ち切ったエイシンアポロン。
そして3年連続同じステップで臨む外国馬・サプレザ

ぶっちゃけこの4頭中3頭以上が飛ぶのは考えにくいんですが、
展開面に左右されやすかったり馬場に左右されたりという
不安点がないわけでもないんですね。
デュランダルやダイワメジャーといったレベルと比較すると・・・


で、マイルチャンピオンシップそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1. 1800m以上重賞連対歴
2.同年での重賞勝利実績
3.叩き2〜3戦目
4.父ノーザンダンサー系



■マイルチャンピオンシップは+200mをこなせるスタミナが要求される

京都外回り・芝1600mで行われるマイルチャンピオンシップ。
その独特なコース形態ゆえ+200mをこなせるスタミナが要求されます。

カンパニー。
ブルーメンブラット。
ダイワメジャー。
ハットトリック。

2着まで範囲を広げてもダンスインザムードやエイシンプレストンなど
1800m以上の重賞での好走実績がある馬がほとんど。
なかでも毎日王冠&府中牝馬Sという東京芝1800mの2レース経由は
好走率が極めて高いものとなっています。


反対に、スワンS経由組は過去10年で【1・1・5・33】と不振傾向。
3着が多いのがミソで、高速馬場&イン伸び馬場なら
リキアイタイカンやシンボリグラン、ファイングレインのような
人気薄の激走が期待できるんですけどね。


今年の出走予定馬中、芝1800m以上重賞連対歴のある馬は以下の通り。

エイシンアポロン。
キョウワジャンヌ。
シルポート。
スマイルジャック。
ミッキードリーム。
リアルインパクト。
レインボーペガサス。



■マイルチャンピオンシップは同年での重賞勝利実績が重要

意外なところで強調しておきたいのが、同年での重賞勝利実績。

昨年は準オープンから勝ち上がったばかりのゴールスキーが
3着に入る好走を見せましたが、あれはレア中のレア。
本来は重賞勝ち馬に分があるレースなんですよね。

エーシンフォワード。
ハットトリック。
トウカイポイント。
ゼンノエルシド。

これらの馬に共通しているのは「同年での重賞勝利実績」があった点。
たとえ人気薄であっても、この傾向は見逃せません。


そして、これらの馬は「いわくつき」の負け方をしていればなおよい。
初の1200mだった馬、前が壁でまったく追えなかった馬・・・
それがこの舞台に替わって巻き返すというのが激走パターンです。


今年の出走予定馬中、同年での重賞勝利実績がある馬は以下の通り。

イモータルヴァース。
エイシンアポロン。
グランプリボス。
サプレザ。
シルポート。
スマイルジャック。
フィフスペトル。
ブリッツェン。
マルセリーナ。
ミッキードリーム。
リアルインパクト。
リディル。
レインボーペガサス。



■マイルチャンピオンシップでの「鉄板ローテ」は叩き2〜3戦目

ローテーションでは、叩き2〜3戦目で臨む馬。

過去10年のマイルチャンピオンシップでこのローテが8勝と、
他を寄せ付けない「鉄板ローテ」となっています。


これは当然と言えば当然なんですけど、夏からずっと使われた馬は
さすがにこの時期は調子を落としてしまいますよね。
仮に夏競馬を使ったのであれば、そこから10月のレースまでは
使わないというのが好走条件とも言えるでしょう。


今年の出走予定馬で、叩き2〜3戦目で臨む馬は・・・
ちょっと多すぎるので、それに該当しない馬=危険な馬を挙げておきます。

イモータルヴァース。
キョウワジャンヌ。
サプレザ。
ミッキードリーム。
レインボーペガサス。



■父ノーザンダンサー系は京都外回りG1で大穴を連発

最後に挙げたいのが、父ノーザンダンサー系を持つ馬について。

京都外回りは父ノーザンダンサー系との相性が非常に良く、
ここで行われるG1の大穴はほとんどこの系統なんですよね。

メイショウテゾロ。
マイネルデスポット。
イングランディーレ。
エーシンフォワード。


東京芝1600mの安田記念はこの血を持つことがマイナスに
働くことが多いんですが(エイシンプレストンなど)、
スピード+持久力が求められる京都外回りではこの血がプラスになると。
これは東京向きの一瞬のキレ味は要らないよという裏返しでもあります。


今年の出走予定馬で、父ノーザンダンサー系の馬は以下の通り。

イモータルヴァース。
エイシンアポロン。
エーシンフォワード。
シルポート。
ライブコンサート。



■シルポートは京都外回り・芝1600m以上で2戦2勝

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

イモータルヴァース。
エイシンアポロン。
シルポート。
リアルインパクト。

このなかで気になるのはエイシンアポロンですかねぇ。
ここで挙げた4つの条件を唯一満たしていますし、
京都外回りコースもデイリー杯2歳S2着の実績があると。


あとは、シルポート。

都大路S、京都金杯と京都外回り・芝1600m以上では2戦2勝。
近4走が【0・1・0・6】と良績のない斤量58kgだった点から、
京都外回り替わり&斤量47kgで臨む今回は怖い1頭です。


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エリザベス女王杯データ分析。キーワードは「対牡馬好走実績」。

2011/11/09 17:51
■アルゼンチン共和国杯はある意味簡単だった

みやこSはエスポワールシチーが復活の勝利。
まああの条件だったら普通に力が違うということでしょう。

ただ・・・ジャパンカップダートとなると話は別。
スマートファルコン&トランセンドは次元が違うからなぁ。

イメージとしてはカネヒキリが勝った2008年が浮かびます。
前崩れに乗じてメイショウトウコンが2着に入ったあのレース。
狙いは小回り重賞をマクリ勝ちした経験のある馬でしょう。


もうひとつの重賞、アルゼンチン共和国杯はある意味簡単でしたね。
乗っている人間(池江厩舎)と乗っている血統(ジャングルポケット)
には逆らうなという。

でですね、今週もダノンカモンにアヴェンチュラが出てくるという。
今週もお祭りは続いちゃうのかなぁ。



■今年のエリザベス女王杯は有力馬が安泰じゃない

さて、今週は下半期の古馬牝馬最強馬決定戦、エリザベス女王杯。

間違いなく本命にしていたであろうレッドディザイアが回避した時点で
結構なやる気を殺がれたわけですが、早くからそう決めていたぐらい
その他有力馬が安泰とは思えなかったんですよね。

断然人気が予想される外国馬。
小回りばかりを勝ち続けている3歳馬。
涼しい時期に好走歴のない古馬。
そして何より、後方待機の馬が多すぎる展開。

まあこれは第六感に近いものなので何とも言えませんが、
今年のエリザベス女王杯はそんな簡単なレースじゃない気がします。


で、エリザベス女王杯そのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.秋華賞惜敗組
2.対牡馬好走実績
3.芝2200m以上の距離実績
4.ゆとりローテ



■エリザベス女王杯は秋華賞惜敗馬が狙い目

エリザベス女王杯が3歳馬・古馬混合で行われることは周知の事実。
それゆえ、毎年数多くの3歳馬が出走し、勝利を収めてきました。

リトルアマポーラ。
フサイチパンドラ。
アドマイヤグルーヴ。

不思議なことにクラシック制覇まであと一歩だった馬が
念願のタイトルを獲得というシーンが目立っています。


反対に、秋華賞が初G1勝ちだった馬はとにかく凡走が目立つ。

ブゼンキャンドル。
スイープトウショウ。
エアメサイア。

スティルインラブ、ダイワスカーレット、アパパネなど複数G1勝ち実績が
あった馬はしっかり3着内を確保しているんですけどねぇ。
結果的に秋華賞がメイチの仕上げになっているのかもしれません。


今年の出走予定馬で「秋華賞惜敗馬」は以下の通り。

ホエールキャプチャ。



■エリザベス女王杯は対牡馬好走実績が重要

対牡馬好走実績も外せません。

これはエリザベス女王杯に限らず牝馬限定戦全般に言えることですが、
やはり牡馬と戦ってきた馬は牝馬限定戦のみを戦ってきた相手より
一枚上と見たほうがよいでしょう。


ここでのキーワードは「牡馬混合、準オープン以上での勝利実績」。

クィーンスプマンテやテイエムプリキュア、メイショウベルーガも
この条件を満たしていました。牝馬限定に実績が集中している馬なら、
最低でもG1連対歴はほしいところです。


今年の出走予定馬中、牡馬混合の準オープン以上での
勝利実績がある馬は以下の通り。

イタリアンレッド。
シンメイフジ。
スノーフェアリー。
トシザマキ。
ホエールキャプチャ。
レーヴディソール。



■京都外回り・芝2200mで求められる距離実績

あと、エリザベス女王杯が行われる京都外回り・芝2200mについて。

この舞台でマイラーが台頭することは厳しいでしょう。
テイエムオーシャンやヤマニンシュクル、アニメイトバイオといった
阪神1600m&京都2000mで好走した馬が凡走する理由もこれです。


そこで求められるのが芝2200m以上の距離実績。

これは単純にその距離を経験さえしていれば良いものであり、
大負けしない限りそこでの着順は気にしなくて良いと思います。
なかでも京都外回り2200m〜は経験するに越したことはない。


今年の出走予定馬で、芝2200m以上の距離実績のある馬は以下の通り。

アニメイトバイオ。
アパパネ。
エリンコート。
サンテミリオン。
シンメイフジ。
スノーフェアリー。
ダンシングレイン。
ブロードストリート。
ホエールキャプチャ。



■牝馬は使えば使うだけ鮮度が落ちる

最後に挙げたいのが、天皇賞・秋でも挙げた「ゆとりローテ」。

牝馬は使えば使うだけ鮮度が落ちてしまう消耗品に近いものがあり、
スティルインラブや現在のサンテミリオンなど、ある時期を境に
ガクっと成績が落ちてしまうことも珍しくありません。


ここでのキーワードは「エリザベス女王杯までに年間3走以下」という出走数。

メジロドーベル。
ファレノプシス。
トゥザヴィクトリー。

使うレースが決まっている3歳勢は仕方ないとして、
古馬勢は年間3走以内の余力を持たせた状態が望ましいでしょう。


今年の出走予定馬で、年間3走以内で臨む古馬は以下の通り。

アパパネ。
サンテミリオン。
シンメイフジ。



■ホエールキャプチャは直線の長いコースではまず崩れない

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アパパネ。
サンテミリオン。
シンメイフジ。
スノーフェアリー。
ホエールキャプチャ。

このなかで気になるのはホエールキャプチャですかねぇ。
前走は枠と展開に恵まれなかった面が大きかったし、
直線の長いコースではまず崩れることがない。

直線不利を受けた阪神JF。
大外枠を引いた桜花賞。
スタートで出遅れたオークス。

クイーンカップ、ローズSではしっかり勝ち切っているんですよね。
何よりイン突きを苦にしない競馬は京都外回りにおいて
かなりのアドバンテージになると思います。


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アルゼンチン共和国杯データ分析。キーワードは「ひたすらなスタミナ」。

2011/10/31 18:04
■トーセンジョーダンの母系は底力の代名詞

いや〜、1分56秒1には驚かされました。速すぎですね。
その流れで勝ったのがトーセンジョーダンっていうのは意外と納得です。

この馬の母系って、すんごい底力を持っているんですよね。
ビッグテーストは中山グランドジャンプをレコード勝ち、
カンパニーは8歳にしてGIを連勝。覚醒したら天井知らずです。


まあ今回の競馬はあまりに特殊な感があったので、
これで次走超スローの競馬とかなったら不安は不安です。
そしてスローなら、まだ昨年のジャパンカップ上位馬は見限れません。



■「原石探し」のアルゼンチン共和国杯

さて、今週はアルゼンチン共和国杯。

近年ハイレベル化が著しく、GI馬を続々と輩出しています。

トーセンジョーダン。
アーネストリー。
スクリーンヒーロー。
ジャガーメイル。
アドマイヤジュピタ。


のちにGI戦線を見据える上で、ここがひとつの試金石とも言えるほど。
「原石探し」という意味でも見逃せないレースとなるでしょう。

ただ・・・超絶難解なハンデ重賞に加えて、今年はこれといった馬がいない。
復活の兆しを見せたオウケンブルースリは京都外回り以外では?だし、
ビートブラックも阪神2400mがベスト条件には間違いない。
ましてや、底を見せていない上がり馬っぽいのがまずいない。


で、アルゼンチン共和国杯そのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1. 芝2600m以上での勝ち鞍
2.前走条件戦勝ち馬
3.東京での上がり3F勝利実績
4.トニービンorノーザンテースト



■アルゼンチン共和国杯で問われるのは、ひたすらにスタミナ

東京芝2500mで行われるアルゼンチン共和国杯。
近年のダービー・ジャパンカップで1600m実績が問われるのに対し、
アルゼンチン共和国杯で問われるのは、ひたすらにスタミナ。

ミヤビランベリ。
トウショウナイト。
アクティブバイオ。

「いぶし銀」という言葉がしっくり来るメンバーです。
これらの馬はいずれも芝2600m以上での勝ち鞍があった馬。
たった100mという距離の違いで求められるものが変わってくるという。


今年の出走予定馬で芝2600m以上での勝ち鞍がある馬は以下の通り。

オウケンブルースリ。
コスモヘレノス。
ゴールデンハインド。
トウカイトリック。
ドリームセーリング。
ナムラクレセント。
ネコパンチ。
ピエナファンタスト。
フォゲッタブル。
ポルカマズルカ。



■アルゼンチン共和国杯は前走条件戦勝ち馬の天下

そして、アルゼンチン共和国杯は前走勝ち馬に優しいという点。


特に前走条件戦勝ち馬は2006年以降、必ず1頭は3着内に絡んでいます。
サンライズジェガーやアドマイヤジュピタのような「2段階昇級」も
すんなり認めてくれるんですよね。これがハンデ戦の怖さです。

【3・3・3・12】複勝率42.9%。

この数字を見てしまうと、前走条件戦勝ち馬は軽視できませんよね。


今年の出走予定馬中、前走条件戦勝ち馬は以下の通り。

ピエナファンタスト。



■アルゼンチン共和国杯は上がり3Fが重要なキーワード

上がり3Fも重要なキーワードです。


スタミナが求められる舞台ということで、最後の最後でグイっと伸びた馬、
つまり上がり3Fに秀でた馬が好成績を残しています。

【4・2・2・2】複勝率80.0%。

たとえ他場では信頼できない差し損ねタイプであっても、
アルゼンチン共和国杯という舞台においては別と捉えたいです。
それら東京芝ならなおさら良い。


今年の出走予定馬中、東京芝上がり3F最速勝ちがある馬は以下の通り。

イケドラゴン。
アブソリュート。
トウカイトリック。
トウショウウェイヴ。
ピエナファンタスト。
フォゲッタブル。
ポルカマズルカ。



■アルゼンチン共和国杯は血統的要素が強い


血統面で強調したいのが、トニービンorノーザンテースト。
まさにトーセンジョーダンなんですけど、いかんせん相性抜群。

・父トニービン系【2・2・2・10】複勝率37.5%。
・母父ノーザンテースト系【3・0・0・4】複勝率42.9%。


過去10年でこれだけの好成績を残しています。
血統がモノを言う長距離で、この血統を持つ馬は評価したいところ。


今年の出走予定馬で、どちらかの血を持つ馬は以下の通り。

アブソリュート。
オウケンブルースリ。
カリバーン。
コスモラピュタ。
トウショウウェイヴ。
ビートブラック。
ピエナファンタスト。
フォゲッタブル。
レッドスパークル。



■ポルカマズルカは距離延長のスペシャリスト

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アブソリュート。
オウケンブルースリ。
トウカイトリック。
トウショウウェイヴ。
ピエナファンタスト。
フォゲッタブル。
ポルカマズルカ。


このなかで気になるのはピエナファンタストですかねぇ。
ポイントで挙げた4つの要素をすべて満たしてくれています。


あとは紅一点のポルカマズルカ。

距離短縮時【0・0・0・5】に対し、距離延長時【3・1・2・1】。
距離延長&軽ハンデのここは狙い目だと思います。


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天皇賞・秋データ分析。キーワードは「ゆとりローテ」。

2011/10/25 16:58
■オルフェーヴルって、完全にナリタブライアン

オルフェーヴルって、完全にナリタブライアンですね。


ある時期を境に急激に覚醒して、走るたびに凄味を増してくる。
この手のタイプは相手関係なく強いというのがほとんど。

菊花賞→ジャパンカップは日程的にキツイと思うので
有馬記念が有力ですが、今年のジャパンカップには出てほしいなぁ。


ブエナビスタ。
ヴィクトワールピサ。
デインドリーム。
そしてオルフェーヴル。


このメンツが出ようモノならそれはもう凄いことですよ。



■昨年の天皇賞・秋はブエナビスタに見方する要素が多すぎた

さて、今週は古馬中距離最強馬決定戦、天皇賞・秋。


どうやらここまでの雰囲気を見る限りブエナビスタ優勢ですが、
そうは言ってもアパパネ、アーネストリーに負けているんですよね。


「負けても負けても高評価」


この手の馬は限りなく危なっかしいんですけど、
かといってその他の馬がブエナより上というのも何だか腑に落ちない。
ただ、昨年の天皇賞・秋はブエナに見方する要素が多すぎた。

何の根拠もないですが、今年は3着な気がします。


で、天皇賞・秋そのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。


1.ゆとりローテ
2.内枠を引いた牝馬
3.トライアル1番人気馬
4.陣営の思惑



■天皇賞・秋へのローテは多様化している

以前は一般的だった前哨戦を叩いて天皇賞・秋へというローテ。
しかし、このローテは今や過去の遺物と化しています。


シンボリクリスエス。
メイショウサムソン。
ブエナビスタ。


これらはすべて宝塚記念からの直行ローテで制した馬。
賞金・格ともに現在はジャパンカップのほうが上ということで、
有馬記念を含めた秋のGI3戦を戦い抜くには前哨戦なんて
使っていられないというのが陣営の本音でしょう。


ちなみに宝塚記念直行組に限らず、今秋のトレンドは「ゆとりローテ」。
カレンチャンやアヴェンチュラなど、間隔をあけてGIに臨んだ馬が
好走を連発している点は見逃せません。


今年の出走予定馬で「ゆとりローテ」で臨む馬は以下の通り。

エイシンフラッシュ。
トーセンジョーダン。
トゥザグローリー。
ブエナビスタ。
レッドディザイア。



■天皇賞・秋は牝馬が輝ける舞台

そして、天皇賞・秋は牝馬が輝ける舞台であるという点。


ヘヴンリーロマンスやダンスインザムード、オウケンサクラなど
とんでもない人気薄の牝馬が激走をかますのがこのレース。
それらの馬には「内枠」という共通点があり、ロスなく立ち回り
牝馬特有の一瞬のキレ味を活かす、斤量差を活かして粘り込むと。


ここでは「一瞬の」というのがキーワードと言えるでしょう。


ヘヴンリーロマンスの年が典型的でしたが、
近年の天皇賞・秋は快速マイラーがほとんど出走しないため、
スローペースになりやすいレース傾向を持っています。

そんな流れでこそ活きるのが、牝馬特有の一瞬のキレ味。
ただ、同じ牝馬でもブエナビスタは牡馬のそれに近いですが・・・


今年の出走予定馬中、牝馬は以下の通り。

ブエナビスタ。
メイショウベルーガ。
レッドディザイア。



■天皇賞・秋はトライアル1番人気馬が狙い目

意外なところで好成績なのが、トライアル1番人気馬。


ここでは毎日王冠・京都大賞典に限定しますが、
この両レースいずれかで1番人気馬に推されていた馬の成績は
【2・3・2・6】複勝率53.8%。好走ローテのひとつとなっています。

好走が目立つ明確な理由ははっきり言ってないんですけど、
強いて挙げればトライアル→本番が死のローテになりつつある
近年の天皇賞・秋においてそのローテを採用するからには
何らかの意図があると考えたほうが良いでしょう。


叩き良化型のウオッカ。
結果的に負けましたが、勝ち癖をつけたかったゼンノロブロイ。

どちらも明確な意図がありました。


今年の出走予定馬で、トライアル1番人気に推されていた馬は以下の通り。

アーネストリー。
ダークシャドウ。
ローズキングダム。

奇しくも、すべてトライアルを制して臨む馬です。



■天皇賞・秋の位置づけは叩き台か?

最後に挙げたいのが、陣営の思惑。

いわゆる「人」の部分に当たるわけですが、
ここで注目すべきは天皇賞・秋の位置づけ。
ここをジャパンカップへの叩き台とする陣営は少なくありません。


ハーツクライ。
ホップロック。
オウケンブルースリ。


これらは適距離より距離不足の天皇賞・秋を叩き台にした馬。
付け加えれば、この3頭は次走ジャパンカップで2着に好走しています。


今年の出走予定馬で、明らかに叩き台のニオイがする馬は以下の通り。

エイシンフラッシュ。
ジャガーメイル。
トーセンジョーダン。
メイショウベルーガ。
ローズキングダム。


そしてその反対、ここが適距離の馬は以下の通り。

アーネストリー。
ダークシャドウ。
トゥザグローリー。
ブエナビスタ。
ペルーサ。
レッドディザイア。



■ダークシャドウの近3走には中身がある

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アーネストリー。
ダークシャドウ。
トゥザグローリー。
ブエナビスタ。
ペルーサ。
レッドディザイア。


このなかで気になるのはダークシャドウですかねぇ。
負けるなら切れ味勝負になる前走かなって思っていたんですけど、
まさかあの流れを差し切るとは思わなかった。


ハイペースの大阪杯。
切れ味を殺がれる渋った馬場のエプソムカップ。
超スローの上がり勝負だった毎日王冠。


求められる適性が異なる条件で好走を続けている点は高く評価できます。


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菊花賞データ分析。キーワードは「菊花賞好走のために絶対に欠かせない4つの要素」。

2011/10/18 14:07
■エリザベス女王杯はクィーンスプマンテの再現も

アヴェンチュラは小回りなら現役最強クラスじゃないかな?


京都内回りを4角スパート→早め先頭でそのまま押し切り。
これってテイエムオーシャンとかマツリダゴッホとかに通じる、
小回りにおける最強の勝ちパターン。

そう考えると外回りに替わるエリザベス女王杯ってどうなんだろう?
おれはあんまり合っている感じはしないけど・・・


ただ、今年のエリザベス女王杯は後方脚質の馬ばかり。

イタリアンレッド。
アニメイトバイオ。
フミノイマージン。
ホエールキャプチャ。
出るんだったらレッドディザイア。


クィーンスプマンテの再現があるかもしれません。


■スローの上がり勝負でオルフェーヴルに勝てる馬はまずいないが・・・

さて、今週は三冠最終レース・菊花賞。


レーヴディソール1強で進んでいた牝馬世代と違って、
この世代の牡馬は軸馬がコロコロ替わる世代だったんですよね。
オールアズワン→サダムパテック→グランプリボス→ダノンバラード。

そして皐月賞を機にオルフェーヴルへと軸馬が移行したわけですが、
「三冠間違いなし」と言われてもピンとこない自分がいます。
ナリタブライアンにしてもディープインパクトにしても早い時期から
「三冠間違いなし」と言われていましたので。


まあ言っても神戸新聞杯のようなスローの上がり勝負なら、
この世代でオルフェーヴルに勝てる馬はまずいません。
とにかく仕掛けられてからの反応が抜群過ぎる。

常識的に考えて3着内を外すことは考えにくいので、
「どうやったらオルフェーヴルに勝てるのか?」という観点で
分析していくのがベターですかね、このブログ的にもw


菊花賞そのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.京都外回りコース連対実績
2.トライアルで切れ負け
3.皐月賞→ダービーの着順
4.サンデーorトニービンorロベルトの血


■菊花賞ときさらぎ賞勝ち馬の関連性とは?

京都外回りコース名物、3〜4コーナーにかけての下り坂。
この下り坂は相当にクセがあり、それゆえリピーターを数多く生み出します。


ナリタトップロード。
ファストタテヤマ。
アサクサキングス。
オウケンブルースリ。

なかでもきさらぎ賞勝ち馬は菊花賞との相性が良く、
過去10年で【1・1・1・2】複勝率60.0%。
いずれにせよ、京都外回り連対実績のある馬は評価したいところ。


今年の出走予定馬で京都外回り連対実績のある馬は以下の通り。

オルフェーヴル。
サンビーム。
ショウナンマイティ。
トーセンラー。
フレールジャック。
ベルシャザール。
ユニバーサルバンク。


■菊花賞はトライアル切れ負け組が狙い

そして、菊花賞は唯一ステイヤーが輝ける舞台であるという点。

フローテーションやスリーロールス、ビッグウィークなど
いわゆる「一世一代」の走りが見られる舞台が菊花賞。
天皇賞・春が近年上がり3F33秒台の切れ味勝負になる一方で、
菊花賞は上がり3F35秒台のスタミナ勝負になることが珍しくありません。


しかしその一方で、トライアルはとことん切れ味勝負になる。

特に阪神外回り2400mになってからの神戸新聞杯はその傾向が強く、
過去の勝ち馬はドリームジャーニー、イコピコ、ローズキングダムなど
切れモノ揃い。とりわけ神戸新聞杯の勝ち方が印象的でした。


ただ・・・その3頭はいずれも菊花賞を制することはできなかった。

アサクサキングス、セイウンワンダー、ビッグウィークと
神戸新聞杯で切れ負けした馬が上がりのかかる菊花賞で巻き返しています。
切れ過ぎることは、菊花賞ではマイナス方向に働くことがある。
とはいえ、切れ負けした馬とて最低でも掲示板内は確保しておきたいところ。


今年の出走予定馬中、トライアルで切れ負けした馬は以下の通り。

フレールジャック。
ベルシャザール。


■菊花賞は皐月賞→ダービーで着順を上げた馬が狙い目

皐月賞とダービーの関係も外せません。

この2レースの違いは当たり前だけど距離にあるわけですが、
やはり距離が延びるダービーで凡走というのはなるべく避けたい。
まして、皐月賞との着順の振り幅が大きければなおさら。


では、菊花賞で狙いが立つのはどういった馬か?
そう考えると、浮上してくるのが皐月賞よりダービーの着順が良かった馬。

ローズキングダム。
アサクサキングス。
ザッツザプレンティ。
メガスターダム。


ちなみにこれは皐月賞→ダービーに限ったことではなく、
単純に距離延長時に着順を上げている馬にも適用されます。
反対に、距離延長時に着順を落とした馬は評価できない。


今年の出走予定馬で、距離延長時に着順を上げている馬は以下の通り。

ウインバリアシオン。
オルフェーヴル。
シゲルリジチョウ。
ダノンマックイン。
ベルシャザール。


■菊花賞では血統の裏付けが何よりも重要

最後に挙げたいのが、サンデーorトニービンorロベルトの血。

近年の、というか歴代の菊花賞好走馬はとにかく血が共通しています。
サッカーボーイ産駒が2頭の菊花賞馬を出し、ダンスインザダークも・・・


なかでも近年のトレンドになっているのが次の3つ。

・母父サンデーサイレンス
(ソングオブウインド、ビッグウィーク、アサクサキングス)
・トニービン
(オウケンブルースリ、フォゲッタブル、リンカーン)
・ロベルト
(フローテーション、スリーロールス、ビートブラック)


ここ何年かで激走馬を連発しています。
距離の裏付けがある馬がいない菊花賞では血統の裏付けが何よりも重要。
ちなみにロベルトはブライアンズタイム、リアルシャダイのみ
適用されているようで、それ以外のロベルトは好走歴がありません。


今年の出走予定馬で上記3つのいずれかの血を含む馬は以下の通り。

ウインバリアシオン。
ダノンマックイン。
ダノンミル。
ベルシャザール。


■ベルシャザールは上記4つの項目すべてに当てはまっている

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

ウインバリアシオン。
オルフェーヴル。
トーセンラー。
ダノンマックイン。
フレールジャック。
ベルシャザール。


このなかで気になるのはベルシャザールですかねぇ。
上記4つの項目すべてに当てはまっていますし、
皐月賞→ダービーと着順を一気に上げている。


あと、今年の菊花賞出走予定馬は過去の馬に当てはめられる気がして。

ネオユニヴァース=オルフェーヴル。
ゼンノロブロイ=ウインバリアシオン。
ザッツザプレンティ=ベルシャザール。
サクラプレジデント=サダムパテック。
リンカーン=トーセンラー。
フレールジャック=ソングオブウインド。
フェイトフルウォー=ナカヤマフェスタ。


この仮説でいえばオルフェーヴルは三冠ならずになってしまうw
ちょっと三冠の周期が早すぎるような気もするんだよなぁ・・・


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秋華賞データ分析。キーワードは「坂のない皐月賞」。

2011/10/11 16:24
■古馬トライアルレースのレベルは確実に下がっている

いつから毎日王冠と京都大賞典はレベルが下がっちゃったのかなぁ・・・

スローの上がり勝負=低レベルなんて決めつけはしませんが、
目標が先にあったりハッキリと叩き台だったり、
なんか「負けてもいいや」感が見え隠れしていたような気がしました。

特に天皇賞・秋に進まんとする組はその他からの参戦組が強力だから、
超強い勝ち方をしてほしかったんだけどなぁ。

アーネストリー。
ブエナビスタ。
エイシンフラッシュ。
ルーラーシップ。
トゥザグローリー。

このグループの中から軸馬選びっていうのが正解かな?


■秋華賞でホエールキャプチャとアヴェンチュラを嫌う要素はないが・・・

さて、今週は3歳牝馬GT・秋華賞。

この世代の牝馬は「レーヴディソールの相手だった馬」が
そのまま繰り上がっているという何とも言い難い世代なんですよね。
ホエールキャプチャもアヴェンチュラも阪神JF2,4着馬だし。

で、おそらく1&2番人気を分け合うであろうこの2頭。
ローテーション面でみれば嫌う要素はありません。
というのも過去10年のデータでみると、

・ローズS勝ち馬成績【3・3・0・3】複勝率66.7%
・クイーンS3着内馬成績【0・1・1・1】複勝率66.6%

ましてやホエールキャプチャは距離1200〜2400m、
洋芝〜野芝、急坂から平坦までどんな条件下であっても
3着内を外していないという驚異の安定感。
おそらくみんなもホエール軸で相手が厄介というのがあるかと思います。

この2頭は良いとして、問題はその他の馬。

秋華賞そのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.オープン連対実績
2.グイグイと伸びてくる末脚の質
3.2000m以上の距離実績


■秋華賞で外せないオープン連対実績

「牝馬は調子」という格言があるように牝馬は格より調子だろうと
思われるかもしれませんが、こと秋華賞になると話は別。
どんな激走馬であっても、オープン連対実績は外せません。
過去10年、馬券圏内に入った30頭中28頭がそうだったから。

ブラックエンブレム。
プロヴィナージュ。
アサヒライジング。

阪神外回りに舞台変更後の桜花賞はオークスとの関連性が
強くなっており、桜花賞の結果が即オークスの結果になるレベル。
大波乱を呼んだ2008年桜花賞のレジネッタ、エフティマイアも
オークスでちゃんと馬券圏内に入っているぐらいです。

では、もし桜花賞・オークスに対する適性がまったくないとしたら?

その例がブラックエンブレムだったんですけど、
同馬はフラワーカップ勝ちが示すように中山内回りに対する適性は抜群。
ただ、それって阪神外回り・東京適性を示すものにはなりません。
オープン実績馬で一変が期待できるのはこのパターンでしょう。

ちなみに、オープン連対実績のある馬は以下の通り。

アカンサス。
アヴェンチュラ。
エリンコート。
カルマート。
スピードリッパー。
デルマドゥルガー。
ピュアブリーゼ。
ホエールキャプチャ。
マイネイサベル。
マルセリーナ。


■秋華賞=「坂のない皐月賞」

そして、求められる末脚の質が特殊であるという点。

三冠馬やのちに牡馬混合GTで勝ち負けする馬は別格として、
人気で敗れた馬は東京やスローペース向きの一瞬の切れ味を
武器としていた馬がほとんど。

アドマイヤキッス。
ベッラレイア。
トールポピー。
ワイルドラズベリー。

京都内回り・芝2000mで行われる秋華賞は「坂のない皐月賞」と
いう表現がピッタリ当てはまります。それゆえ皐月賞と相性の良い
岩田騎手のイン突きがハマるし、武豊騎手の差し損ねも多い。

「ほぼ皐月賞」と考えると中山実績、
それ以上に内回り・小回りコースでの勝利実績は必須でしょう。

ちなみに、この条件に当てはまる馬は以下の通り。

アカンサス。
アヴェンチュラ。
エリンコート。
カルマート。
キョウワジャンヌ。
スピードリッパー。
デルマドゥルガー。
ホエールキャプチャ。
マイネイサベル。
レッドエレンシア。


■秋華賞は桜花賞→オークスで着順を上げた馬が狙い目

最後に挙げたいのが、2000m以上の距離実績。

過去10年で馬券圏内に入った30頭中27頭がこれを満たしています。
ちなみに例外の3頭中2頭は新潟外回りでの連対実績があった馬。
残る1頭はラインクラフトで、これは単純に強すぎたw

なかでも狙い目が桜花賞→オークスで着順を上げた馬ですね。
アニメイトバイオ、ブラックエンブレム、エアメサイアと好走馬目白押し。
これは秋華賞で求められるのがスピード<スタミナだからです。

ちなみに、この条件に当てはまる馬は以下の通り。

スピードリッパー。
デルマドゥルガー。


■スピードリッパーは平坦コースで【1・2・0・0】

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アヴェンチュラ。
エリンコート。
カルマート。
キョウワジャンヌ。
スピードリッパー。
デルマドゥルガー。
ホエールキャプチャ。
マイネイサベル。

このなかで気になるのはスピードリッパーですかねぇ。
平坦コースでは【1・2・0・0】連対率100%で、
桜花賞→オークスと着順を一気に上げている。

あとこの馬はファルブラヴ産駒なんですけど、
同産駒は京都芝2000mで【0・1・2・3】複勝率50.0%。
産駒が走った6戦中5戦で掲示板内を確保しており、
血統面での上積みではNO.1でしょう。


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毎日王冠データ分析。キーワードは「前走宝塚記念組&安田記念組」。

2011/10/04 13:51
■ラッキーナインは来年参戦して外引いたら普通に勝ちそう

カレンチャンって、4角での手応え選手権なら現役トップじゃないかな?

この馬が4角で焦ったり直線揉まれ通しになったりするところを
おれは見たことがありません。こういう馬って乗りやすいんだろうなぁ。

まあこのブログでカレンチャンを推奨した甲斐がありました。
ちなみにパドトロワもエーシンヴァーゴウも推奨していたので
そこらへんも評価していただけると嬉しいかもw

ロケットマンは右回りであの展開ならあんなモンでしょう。
ただ、それ以上に驚いたのはラッキーナイン。

元がスプリンターじゃないし、スタートも決して良くない。
自信の切りだったんですけど、外枠だったら普通に来ていましたね。
来年も参戦して真ん中より外を引けたら普通に勝っちゃうでしょう。


■毎日王冠は前走安田記念組&宝塚記念組の天下

さて、今週は毎日王冠。

先に言っておきますが、今週は京都大賞典の分析はしません。
ってか、分析するまでもなく上位4頭が決まっているっていう。
スイープトウショウが勝ったときみたいなドスローになるかも…

対照的に、今年の毎日王冠は果てしなく難解。

パッと見たなかではGT馬・リアルインパクトが目に付きますが、
個人的に今年の安田記念はまったく評価していないからなぁ。
掲示板に入ったクレバートウショウ、ジョーカプチーノは
その次走であっさり敗れていますし。

ただ、ローテーションだけでみるとこの組と宝塚記念組は外せない。

【6・4・3・23】

過去10年で複勝率36.1%。なかでも前走宝塚記念組は
2005年以降馬券圏内を外したことがなく、好相性を示しています。

今年の出走予定馬でこれに該当するのは以下の馬。

シルポート。
シンゲン。
ダノンヨーヨー。
リアルインパクト。


■ダークシャドウ、ミッキードリームで気になるローテーション

では、前走重賞勝ちを収めた2頭はどうか。

おそらく1番人気に推されるであろうダークシャドウは
東京芝で4戦4勝と相性抜群。ヒルノダムール、エイシンフラッシュと
差のない競馬をした大阪杯内容から、格負けすることもないでしょう。

ただ、ダークシャドウで気になるのはローテーション。

リアルインパクトのときはプラスに作用したローテーションですが、
過去10年で前走エプソムカップ組は【0・0・0・4】。
のちのGT馬・エイシンデピュティも敗れています。

さらに良くないのはミッキードリーム。

過去10年で前走朝日チャレンジカップ組は【0・0・0・9】。
阪神内回りコースと直線の長い東京は相関性がなく、
そもそも前走自体準オープンレベルのメンバーだった。
個人的には京都大賞典を使ってほしかったけど…


■毎日王冠がパンパンの良馬場なら持ち時計は重要

まずい、何も残らなくなったw

ちなみにGT連対馬2頭(ビッグウィーク、エイシンアポロン)は
「休みすぎ」というところがネック。中10週〜半年以内の休み明けで
臨んだ馬は過去10年で8勝を挙げていますが、
それ以上の休み明けで勝った馬は皆無。ましてや前者は初の関東圏、
後者はパンパンの良馬場を明らかに苦手としているとなると…

そうそう、パンパンの良馬場想定だと持ち時計は重要です。
「1800mで1分45秒5以下」を基準とすると、
今年の出走予定馬でこれに該当するのは以下の通り。

シルポート。
シンゲン。
ミッキードリーム。


■ダノンヨーヨーだけが持つ「黄金ローテ」

というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

シルポート。
シンゲン。
ダノンヨーヨー。
リアルインパクト。
ミッキードリーム。

この中だったらダノンヨーヨーですかねぇ。

安田記念→宝塚記念→毎日王冠のローテーションで臨んだ馬は
グラスワンダー、ダイワメジャー、カンパニーと勝ち馬がズラリ。
今年の宝塚記念出走組はすでにアーネストリー、トーセンジョーダンが
次走重賞勝ちとレースレベルが高く、そこで7着なら十分でしょう。


あ、あと近3年で穴をあけているのがステイヤータイプの馬。
アドマイヤフジ、ハイアーゲーム、ネヴァブションと2400m以上の
重賞勝ちのある馬との相性がなぜか良いんですよね。

菊花賞馬・ビッグウィークも追加しておきます。


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シリウスSデータ分析。キーワードは「オークランドレーシングトロフィー組」。

2011/09/29 18:11
■阪神ダート2000mは内枠がとかく不利

阪神ダート2000mで行われるシリウスS。

芝スタート、最初のコーナーまで直線が長いということで
内枠がとかく不利なコースですが、2000mという距離はあんまり
気にしなくて良い気がします。

ドラゴンファイヤー。
ワンダーアキュート。
キングスエンブレム。

過去の勝ち馬にそこまでステイヤーっていう香りがしないんですよね。
まあマイラーっていう香りもしませんが。。
中距離で勝ち切るだけの実力があればそれで十分だと思います。


■シリウスSはローテーションが何よりも重要

で、シリウスSのデータ分析をしようとなった時に重要なのが
まず何よりも「ローテーション」。
前走オークランドレーシングトロフィー組がとにかく凄い。

【4・0・0・2】

勝率は驚きの66.6%。この条件になってからの勝ち馬はぜーんぶ
前走オークランドレーシングトロフィー組なんですよね。

それを踏まえると、タガノロックオンは相当に有力と言えます。
ジャパンダートダービー3着の実績から2000mという距離も問題なし。
54kgというハンデも相当に恵まれた部類に入るでしょう。

恵まれたといえば、タナトスもそう。

シリウスSで3歳馬の成績は【2・0・1・5】複勝率37.5%なんですが、
この理由って間違いなく軽ハンデが関係していますよね。
オマケに距離短縮と来ているし、ダート重賞に強い森厩舎と来ている。


■シリウスSで強いダート重賞実績馬

その他シリウスSのデータ分析で見る特徴は…と言われると、
なかなか出てこない。強いて挙げれば実績馬が強いってことぐらい。

マイネルアワグラス。
ワンダースピード。
ラヴェリータ。

ちょっとここでは…という実績馬があっさり連対しちゃうっていう。
エルムSのオーロマイスターもそうですが、
ダート重賞において斤量で不当な評価を受ける実績馬は
とりあえず押さえておいて損はないですからね。

フサイチセブンは57.5kg。
キングスエンブレムは57.0kg。

フサイチセブンはやり過ぎだろうと思いましたが、
過去のシリウスSの傾向からすれば切れない馬ということになります。


・・・というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

タガノロックオン。
タナトス。
フサイチセブン。
キングスエンブレム。

うーん、ちょっとまとまり過ぎ?w


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スプリンターズSデータ分析。キーワードは「3つの重要な要素」。

2011/09/26 18:17
■対オルフェーヴルで見たとき、魅力的な騎手が多すぎる

オルフェーヴルってあんなに強かったっけか?

神戸新聞杯の勝ち方にはいろいろありますが、
あれは強い馬が強い勝ち方をしたときのヤツですよね。

シンボリクリスエス。
キングカメハメハ。
ディープインパクト。

ペースとか馬場とか、しょせん重箱の隅をつつくレベルに過ぎない。
菊花賞は三冠馬誕生の瞬間を素直に楽しむのが正解かもしれません。

…まあ、おれはたぶん楽しまないグループにいると思いますがw

安藤勝、横山典、蛯名、岩田、後藤、福永…対オルフェーヴルでこんなに
魅力的な騎手がいるというのは、イヤでも「何か」を期待したくなります。


■スプリンターズSのデータで重要な3つの要素

さて、今週はGT・スプリンターズS。

最大の注目はロケットマンの参戦ということになるんでしょうが、
何かダビスタとかウイニングポストみたいな成績ですね、この馬。

【17・4・0・0】

生涯連対率は100%。日本馬だとダイワスカーレットぐらいかなぁ。
レースぶりは先行抜け出しの王道スタイルなので、内枠を引いて去年の
ダッシャーゴーゴーみたいにならなければ負けない気がします。

で、スプリンターズSそのものをデータで分析しようとなった時、
重要な要素はいくつかに分かれます。

1.アイビスサマーダッシュとの高い関連性
2.「来る差し馬」に共通するある条件
3.好走条件の幅広さ


■スプリンターズSとアイビスサマーダッシュにある関連性

全然関係ないと思われるアイビスサマーダッシュですが、
秋競馬に施行時期変更以後、ものすごく関連性が高くなっています。

メジロダーリング。
カルストンライトオ。
サンアディユ。
カノヤザクラ。

過去の勝ち馬が意外なほどスプリンターズSで来ているんですよね。
これはラスト3ハロンでどんどん時計が掛かっていく感じが
ものすごくスプリンターズSとマッチしているから。

不当に評価が低くなりそうなエーシンヴァーゴウですが、
適性そのものはスプリンターズSにマッチしていると思います。


■スプリンターズSで来る差し馬は1600mでの連対実績がある

そして、差して来る馬は限られているという点。

テイクオーバーターゲットやアストンマーチャン、
ローレルゲレイロやウルトラファンタジーなど逃げ切り勝ちが目立つ
スプリンターズSは差し・追込馬にとって鬼門。
デュランダルレベルでないとまず突き抜けることができません。

そこで、「デュランダルが突き抜けた理由」です。

今となっては実力で片付けられちゃうかもしれませんが、
当時は重賞勝利すらなかった有力馬の1頭に過ぎませんでした。
当時、デュランダルにあった大きな武器は1600mでの勝利実績。

キンシャサノキセキ、トロットスター、タガノバスティーユ。
差して馬券圏内に入った馬には1600mでの連対実績がありました。
このクラスでは、差す馬もスタミナを問われるというわけです。

ちなみに、この条件に当てはまる差し馬は以下の通り。

サンカルロ。
フィフスペトル。
ラッキーナイン。


■スプリンターズSはダート勝利実績馬と相性が良い

最後に挙げたいのが、好走条件の幅広さ。

ダッシャーゴーゴーはダート勝ち・1400m勝ち・急坂&平坦勝ちと
好走条件がかなり幅広かったんですよね。
それに対してワンカラットは阪神1400m&洋芝1200mに限られていた。

いずれにせよ、どんな条件でも走れるっていうのは強みです。
それは間違いありません。特にダート勝利実績馬は評価を上げたい。
スリープレスナイト、メイショウボーラー、サンアディユと好走馬目白押し。

ちなみに、この条件に当てはまる差し馬は以下の通り。

エーシンリジル。
カレンチャン。
ダッシャーゴーゴー。


■パドトロワは中6週以内【6・0・3・1】

・・・というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

エーシンヴァーゴウ。
サンカルロ。
フィフスペトル。
ラッキーナイン。
エーシンリジル。
カレンチャン。
ダッシャーゴーゴー。
ロケットマン。


あと、別枠で挙げておきたいのがパドトロワ。

休み明け【0・1・0・3】中6週以内【6・0・3・1】が示すような
叩き良化型で、前走は4角先頭でカレンチャンとタイム差なし。
不良馬場から洋芝、急坂1400mまで走るオールラウンダーでもあります。


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川須栄彦が得た怪我の功名。「感覚の天才」川須栄彦について考える。

2011/09/23 18:24
■「フリー」という選択肢につながるものとは?

現時点で63勝を挙げ、全国リーディング8位に位置する川須栄彦。
2年目にして大ブレイクを果たしたわけですが、騎手の世界はスポーツの世界と
違って「2年目のジンクス」という法則は存在しません。

浜中俊。
北村友一。
丸山元気。

上記の騎手は2年目に頭角を表し、現在では「乗れる若手」として
確固たる地位を築いています。そして、3人ともすでに重賞勝ちがある。

この「すでに重賞を勝っている」というのが実はかなり重要で、
競馬サークルにおいて重賞を勝つことは、重賞で勝ち負けになる馬を
乗せることができる=それだけ腕が立つレベルにあるということ。
重賞を勝つことがより質の高い騎乗馬に乗る可能性を高くする
「フリー」という選択肢につながっていくわけです。

そこで、川須栄彦です。

今の成績を見ればフリーという現在の立場に何ら問題はありませんが、
問題なのはフリーになった時期。昨年12月、まだ実績のない時期に
川須栄彦はフリー転向を決断していました。


■川須栄彦はフリーに「ならざるを得なかった」

武豊の持つ新人最多勝利記録を塗り替えた三浦皇成よりも早いその決断。
よほどの覚悟がよほどの自信か・・・いずれにせよ、自分にとってプラスと
判断したがゆえのフリー転向だったのでしょう。

・・・と言いたいところですが、真相はこうです。

「騎手免許更新のための講習会の存在を忘れていた」

これに当時所属していた本田調教師は激怒。
以前から本田調教師との仲が悪化していたこともあり、
半ば追放されるような形でフリーにならざるを得なかったと。

今となっては笑い話で済むかもしれませんが、
これは騎手人生を送っていくうえで大問題でしょう。
事実、この事件以降本田厩舎からの騎乗依頼はパタリと途絶えました。

では、そんな状況下にあってなぜ川須栄彦は大ブレイクを果たしたのか?

それは川須騎手が「感覚の天才である」という点にあります。


■川須栄彦のストロングポイントは「道中のタメ」

デビュー2年目でブレイクする騎手にはある共通点があります。
それは−1〜−3kgという斤量面での恩恵を受けることができる点。
この期間に「乗れる」という一定の評価を手にすることで良い馬が
回ってくるようになり、さらに良い結果を残すという相乗効果が生まれる。

もうひとつの共通点は、勝ち鞍のほとんどが逃げ・先行馬である点。

競馬が前に行ったもん勝ちのものであることは当たり前。
ならばそれに倣って前に行けば良い。調教師が減量騎手を乗せる意味も
「軽量を活かして前に行ってくれ」というのが本音でしょう。

ただ、川須栄彦は違った。

行ったもん勝ちの傾向が特に強く、減量騎手が活躍しやすい条件に
ダート1000mが挙げられますが、ダート1000mでの勝ち鞍のほとんどは
先行〜中団に控え、直線差し切るという味のあるもの。
道中で「タメ」を作れるというのが大きなストロングポイントなのです。


■藤岡佑介、伊藤工真がはまったスパイラルの正体とは?

昔も昔、これからデビューする新人騎手が自己PRを行う
コーナーに出ていた時、このように語っていました。

「できるだけ追い出しを我慢して・・・」

これは、新人騎手のコメントとしては異例だと思います。

そもそも競馬の戦法において「差し」は非常に難しく、
減量が取れて良い馬が集まり出し、新馬戦から「教育」を任される
あたりからガクンと成績が落ちてしまう騎手は珍しくありません。
最近では藤岡佑介、伊藤工真がそのスパイラルにはまり、
差し損ねや直線行き場を失うシーンが目立ってきています。

以前コラムで書いた田辺騎手は今年の大ブレイクまで差しを磨いてきた
経緯がありますが、それゆえ活躍の時期がここまでズレ込んでしまった。
ところが、川須栄彦は2年目にして大ブレイクを果たした。


■川須栄彦は「感覚派・豪腕」のラインにいる

話がちょっと逸れかかってしまいました。感覚の天才である理由でしたね。

騎手のタイプとして川須栄彦を分類しようとした時、
間違いなく武豊−四位洋文−福永祐一−藤岡佑介ラインには属しません。
このラインはいわゆる綺麗かつアーティスティックな騎乗、
ハマれば鮮やか、しかし差し損ね・タメ殺しも目立つというスタイルです。

では、もうひとつのラインは何か?

それが岩田康誠−内田博幸−川田将雅と続くライン。
いわゆる「剛腕ライン」です。

このラインは見た目に綺麗とはほど遠いかもしれませんが、
ズブくて仕方ない馬や能力的にここではどうかな・・・という馬を
イン突きやマクリによって強引に持たせてしまう、馬券妙味の高いライン。
マーク殺法ゆえにマークを受ける人気馬で危うい面もありますが・・・

実はこのタイプ。岩田康誠をはじめとして感覚派が多いんですよね。

それを裏付けるように、川須栄彦自身もこう語っています。

「僕は考えて乗るタイプではないように思います。
それよりもレースで乗っている時の感覚や感性を大事にしています」


■川須栄彦が語る、人気薄で狙える条件

だから、乗り替りで騎乗した際にその馬の戦法をガラリと変えることがあります。
その典型が16番人気2着という大激走をかましたネオリアライズ。
同馬のデビュー戦での位置取りは次の通り。

【10-10-12-12】

ところが乗り変わった2戦目、外枠で砂を被らない利を活かして
ハナを切りました。飛び抜けてスタートが良いわけでもなかったのに。
おそらく瞬時に「行ったほうが良い」という感覚が働いたのでしょう。

ちなみに川須栄彦自身が語る狙い目条件は「ダート中距離で先行馬、内枠」。
まさにこの条件が絶好の狙い目だったというわけです。

ただ、個人的に注目したいのが2年目とは思えないその追いっぷり。
僕が一発で目に留まったのはキングジャズという馬を3着に持ってきたレース。
動画がないのが残念なところですが、道中イン追走から直線もインを突き、
凄まじい追い方で迫りました。

「やっぱり競馬で一番注目されるのって、最後の直線で追っているところなんですよね。
本当はそこまでが一番大切なんですけど、
関係者やファンの方が一番見ているのは最後の追い込みです。
そこで「誰だ、あの追いこんで来たの?」「川須か、あいつ追えるな」って
言ってもらえるような、そういう騎手になりたいです」

川須栄彦の思い通りに、川須栄彦という琴線に引っ掛かってしまったようです。

重賞勝ちはもちろんのこと、早くGTで大穴をあけてもらいましょう。



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オールカマーデータ分析。キーワードは「=有馬記念」。

2011/09/22 18:50
■オールカマーは「=有馬記念」

中山芝2200mで行われるオールカマー。

先週のセントライト記念分析でもこのコースは特殊だよと
書きましたが、その延長線上としてオールカマーがあるというわけで。
今回はフルゲート割れ必死ですから、あんなバカみたいなペースには
ならないと思います。たぶん。。

まあスローになってくれればしめたモノで、
今度こそマツリダゴッホタイプを探せば良い。

ダイワテキサス。
メイショウドトウ。
そしてマツリダゴッホ。

やはりというべきか、みーんな有馬記念3着内があります。
「=有馬記念」という視点で考えると、オールカマーが持つ性質が
読み解けるような気がします。


■オールカマーで重視すべき3つのポイントとは?

早速オールカマーの分析に行きたいところですが、
ここではアーネストリーの存在はいったん置いときます。
だって、普通に走れば勝つし。

非根幹距離のGT勝利実績あり。
過去10年で【1・3・1・3】複勝率62.5%の前走宝塚記念組。
前に行ける脚質。

どこを取っても死角がありません。素直に相手探しが賢明かと。

ここで考えるべきは次の3つ。

1. 中山での勝利実績があるか否か
2.非根幹距離での勝利実績があるか否か
3.前に行って勝ち切れる=切れずに勝ったことがあるか否か


以上3点を踏まえた上で浮上するのは、次の馬。

カリバーン。
ゲシュタルト。
コロンバスサークル。
シャドウゲイト。

この中だったらカリバーンですかねぇ。
過去10年で【5・1・1・5】複勝率58.3%の前走札幌記念組だし、
その札幌記念は洋芝&休み明けという言い訳ができる。
中山芝2200mでの勝ち鞍がある点も魅力です。


■カリバーンはいかにもオールカマーっぽい

・・・というわけで、まとめると次の馬が候補として挙げられます。

アーネストリー。
カリバーン。
ゲシュタルト。
コロンバスサークル。
シャドウゲイト。

さっきも書いたけど、カリバーンはホントに良いと思います。
何て言うか、いかにもオールカマーっぽい馬で。


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神戸新聞杯データ分析。キーワードは「マイル実績」。

2011/09/21 14:00
■ベルシャザール=ザッツザプレンティ説

セントライト記念に限らず、最近の中山芝重賞はペース速すぎ。
何か、ペースを制御している騎手のブレーキがぶっ壊れちゃっている。

まあそれと対比する形でローズSは超スローだったわけですが、
最近の競馬は直線が短い=ハイペース、直線が長い=スローペースという
傾向が出まくっています。天皇賞・秋とかドスローになりそうだなぁ。


さて、今週はオルフェーヴルが登場する神戸新聞杯。

春の実績も相手関係もコース実績も何も疑う余地はありませんが、
どうも今年の牡馬クラシック戦線は2003年に似ている気がして。

ネオユニヴァース=オルフェーヴル。
ゼンノロブロイ=ウインバリアシオン。
ザッツザプレンティ=ベルシャザール。
サクラプレジデント=サダムパテック。
リンカーン=トーセンラー。

後半ふたつは自分でもさすがに無理あるなぁと思ったりw
でも、騎手アンカツ、ダービー3着、トライアル先行チョイ負けの
ベルシャザールはガチだと思います。


■神戸新聞杯はマイル実績が何よりも重要

まあそれは置いといて神戸新聞杯の分析。

このレースで何よりも重要なのは「マイル実績」です。

ローズキングダム。
イコピコ。
ディープスカイ。
ドリームジャーニー。

阪神外回り・芝2400mに施行条件変更以後の勝ち馬4頭中3頭が
朝日杯FSまたはNHKマイルカップの勝ち馬。
2009年のイコピコとて、マイルでの勝ち鞍がある馬でした。

近年のダービー、ジャパンカップの結果が示すように、
スローの芝2400mで問われるのはマイルでの実績。
1600mと2400mって、遠いようで意外と適性が近いんですよね。

今年の出走予定馬の中で、マイルでの勝ち鞍があるのは次の馬。

オルフェーヴル。

・・・ってオイオイ、独り勝ちかよ。


■神戸新聞杯は母父サンデーサイレンスの庭

ということであとはヒモ探しになるわけですがw
もうひとつ神戸新聞杯で重要な傾向があるとすれば
「母父サンデーサイレンスがやたらと走る」という点でしょうか。

【1・1・2・7】複勝率36.4%。

アサクサキングス、ビッグウィーク、セイウンワンダーといった
配当的妙味のあった馬が馬券圏内に絡む好走を見せています。
そういえば先週のローズSの1・2着馬も母父サンデーサイレンスでした。

今年の出走予定馬で母父サンデーサイレンスを持つのは次の馬。

カーマイン。
クレスコグランド。
ダノンミル。

この中だったらダノンミルですかねぇ。イレ込み&輸送の皐月賞は
度外視できるし、何より阪神外回りでの岩田康誠は怖すぎる。
休み明けでキッチリ仕上げてくる藤原英厩舎という点も魅力。
休み明けのバイブル「なぜ休み明けは嫌われるのか!?」著者田原基成w
が本の中で書いてあることでもあります。


■神戸新聞杯で上がり3F最速馬は好成績

これに2007年以降上がり3F最速馬が3着内を外していない点を
加味して、以下の馬を候補として挙げておきます。

オルフェーヴル。
ダノンミル。
ウインバリアシオン。
ショウナンマイティ。
フレールジャック。


ま、今年も堅いかな・・・


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ローズS予想。ハッピーグラスは左回り【0・0・0・3】に対し、右回り【2・2・0・1】。

2011/09/18 11:31
■例年の野芝阪神と異なる今年の阪神芝

9月阪神で行われるローズS。
この時期の馬場はオール野芝ということで、とにかく切れ味が問われます。
そして何より、馬場が夏の新潟・小倉に近い。

マイネレーツェル。
エーシンリターンズ。
レインダンス。

上記ローズS3着内馬3頭の共通点は新潟or小倉での連対実績があったこと。
それに伴いトールポピーやオウケンサクラといったスピード・切れ味勝負で
見劣りしてしまっていた馬が凡走していたという。

ただ・・・

今年の9月阪神、チョット変です。

先週は時計・上がりともに際立った速さを感じませんでしたし、
たった今見た阪神芝1800mのレースは勝ち時計1分49秒4、
レース上がり3F35.2秒と平凡そのもの。

オマケに、2番手を進んだ父ホワイトマズル産駒が10番人気2着の激走。


■今年のローズSは先行馬が気になる存在

あー、コレどっかで見たことあるなぁって思ったんですが、
今年のマイラーズカップがその答えでした。

逃げたシルポートがあっさり逃げ切り、
2番手を進んだクレバートウショウがそのまま粘り込み。
後方待機のスマイルジャック、リーチザクラウンは届かず。

それを踏まえると今年のローズSで人気になっている馬たち、
マルセリーナ、ホエールキャプチャ、ビッグスマイルあたりは
過信禁物かな〜という気がしています。

反対に気になるのは先行馬。


■マルセリーナはもっとも馬券圏内に入りそうな馬

というわけで、本命はそのマルセリーナ。

・・・

これは、「もっとも馬券圏内に入りそう」という意味での本命です。

1600m以下で馬券圏外なし。
関西圏で馬券圏外なし。
上がり3F2位以内を外した経験なし。

後ろから行く(行きそうな)馬の中でもっとも信頼できるのはこの馬でしょう。
リアルインパクト、ダノンバラードにしてもそうですが、
馬券圏外→間隔を空けて巻き返しというのはディープ産駒の得意パターンだし。


■エリンコートの笹田厩舎は夏競馬の仕上げ方を知っている

以下、相手に入れる馬とその理由を簡単に記します。

8.ホエールキャプチャ
言っても3着内を一度も外していない馬ですよ。
脚質を迷っている感があるので、決め打ちできないのが弱みか。

3.ハッピーグラス
前走勝ち時計はマルセリーナの桜花賞と同タイム。
桜花賞当日の忘れな草賞ではエリンコートの2着と能力差はない。
左回り【0・0・0・3】に対し、右回り【2・2・0・1】というのも良いかと。

6.エリンコート
秋のトライアルで重要なのは厩舎の仕上げ力。
笹田厩舎は2011年夏競馬(6月〜9月)で中10週〜半年以内の
休み明けで臨んだ際の成績が【3・1・4・5】複勝率61.5%。
仕上げ方を知っている厩舎である点は心強いです。

11.マイネイサベル
典型的なサウスポーですが、夏に良績が集中している馬でもあります。
阪神芝1800mのフラワーカップは開幕週で大外枠を引き、Hペースを先行。
それで4着ですから、さすがにここは人気を落とし過ぎでしょう。

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セントライト記念データ分析。キーワードは「未来のマツリダゴッホ探し」。

2011/09/16 00:51
■セントライト記念は「未来のマツリダゴッホを探せ」がテーマ

中山2200mで行われるセントライト記念。

ぶっちゃこの条件で行われる以上、このレースの勝ち馬から
菊花賞馬が生まれる気配ゼロなんですが、要するにそれだけ
中山2200mという舞台設定が特殊すぎるということ。
「未来のマツリダゴッホを探せ」が僕の中にヒッソリとあるテーマです。

このメンバーで有馬記念をやったらどうなるかな〜とか、
このメンバーでAJCCやったらどうなるかな〜とか。

そんなことを考えながら分析をしてみます。


■セントライト記念は「いかにも」な馬しか勝っていない

そう考えると、サダムパテック、トーセンラーってどうなんだろう。

凱旋門賞2着まで上り詰めたナカヤマフェスタは別格として、
それ以外のセントライト記念勝ち馬って「いかにも」っていう
馬が多いんですよね。

シンコウカリド。
バランスオブゲーム。
トーセンシャナオー。
ダイワワイルドボア。

いずれも非根幹距離での実績があり、かつ速い上がりであったり
一瞬の切れ味であったりが欠けるという馬。
また、立ち回りの上手さで勝負したいタイプでもあります。

切れすぎちゃダメ。
だから、上手に立ち回って・・・

そんな馬がセントライト記念っぽいと言えるでしょう。


■あとはホント枠順次第

・・・ということで、これを探す方法についてですが。
立ち回りを重視するということで、上がり3Fに関係なく
好成績を残している馬=切れずに勝ったことがある馬が
有力候補として浮上してきます。

ショウナンバーズ。
ショウナンパルフェ。
トウシンイーグル。
フェイトフルウォー。
ユニバーサルバンク。
ロイヤルクレスト。

うーん、どれもイマイチ信頼できないなぁ・・・
春の実績を取るならフェイトフルウォー&ユニバーサルバンク、
夏の上がり馬を取るならトウシンイーグルって感じですが。。

あとはホント枠順次第でしょう。
今年は内枠の逃げ・先行馬が来る番じゃないかな?

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